Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

昨日は自宅システムのN500ネットワークへ手を入れた

2018年03月05日 | ピュアオーディオ


自宅システムは基本的にN500ネットワークを使った「2ウェイ」システムです。これに、高域用ネットワークを追加して、HFのみでツィーターを追加したシステムです。N500からLF側はD130のみですが、HF側は#375・ハイルドライバー・デッカリボンの4個のユニットをドライブしています。追加のネットワーク#3105からは175DLH・#2405・ビクターリボンの3つのユニットを鳴らしています。



N500は更に端子類を追加できるように「ネットワーク箱」という木箱に入れて使っています。取り出したN500単体です。





内部はこの様になっています。基盤の裏にコンデンサーや抵抗類、下の段にチョークが綺麗に並べられています。これが#3152や3180等の新しいネットワークだと、雑に作られています。回路は至って単純です。今回は基板の裏の配線のみを交換しました。

交換する配線材を作るのが大変で、昨日はLchのみしか交換できませんでした。その状態で自宅システムに戻して動作確認しました。左右で「音数」が違い過ぎて、音の雰囲気も違い過ぎて・・・。困惑・・・。じっくりと観察すると、交換してやはり正解です。未交換のRchの音は「人工の音」、音がピーキーに飛んでくる。(従来も自宅システムを聴かれた方は柔らかい音と云っておられたが・・・・)これに対しLchの音は「SPが鳴っている事を感じさせない音」です。全く次元の違うサウンドになりますね。「自然な音」を目指します。