Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

NHK-FMを堪能

2014年12月30日 | ピュアオーディオ
昨日5素子のFMアンテナを屋根に取り付けました。おかげで「ノイズ」は随分と無くなりました。今日改めて聴きますと「わずかな混変調歪み」を感じますが、何とか使えるレベルです。



使っているチューナーはSONY ST-5000F。4年ほど前に入手して総点検をプロに見ていただき使用しています。直出し電源ケーブルは余りにもショボイので、3年前に3Pインレットにして、当方の最高級電源ケーブル(フルテックFI-50仕様)のケーブルに交換して3年程になります。内部の回路は電源ケーブルで活性化していると思います。

NHK-FMの午後の番組で「甘いクラシック」の放送が有っていましたので、この番組をじっくりと聴いて見ました。聴いて行くうちに「サ行」がやや強調される音が出て来ます。この原因はチューナー~プリアンプ間のRCAケーブルのグレードが低いのが原因だと思い、当方の最高級クラスのRCAケーブルに交換しましたら大幅に「サ行」の強調は無くなりました。今までチューナーは殆どまともに聴けない状態でしたので、何かの機器に付いて来たパイオニアのOFCケーブル材と¥800/個ぐらいのコレットチャックプラグのケーブルを使っていました。

ようやくチューナーも本格的に使えるようになり、出てくるサウンドにもかなり満足感が出て来ました。SONY ST-5000Fは40年以上前のバリコン式のアナログチューナーです。当時SONYのフラッグシップチューナーで高値の花でした。図太いサウンドが出て来ます。オープンデッキと云い、チューナーも40年以上前の機器ぞろいですが、「アナログサウンド」は良いですね。今でもサウンドは古くなっていません。逆にCD等の「音の線の細さ」が気になります。

「らじるらじる」のPCを使ったデジタルのFM放送も有りますが、「便利な機器」は「ゼネラルオーディオの音」になり易いので個人的には眼中に有りません。