Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

オリンパスシステムのサウンドが変わって来た。

2014年07月20日 | ピュアオーディオ

先月6月30日にオリンパスシステムの低域用パワーアンプ(レビンソンNo.431)にFXヒューズを導入しました。その後「音のバランス」が崩れて、「ふん詰まった」様な感じを持っていました。導入から3週間経ってようやくバランスが取れて来ました。

どうもアンプによって活性化の期間が違う様に感じます。3月に中域用パワーアンプ(STC4033Lシングル)、4月に高域用パワーアンプ(GE6550シングル)、6月末に低域用No.431に導入して来ました。中域用アンプには元々FXヒューズを3年程使っていて、昨年半年ほどフルテックヒューズを使っていました。当然このアンプはFXヒューズに素早く対応できた様に感じています。これに対して高域用パワーアンプは完全に「ふん詰まり」をしていた様に思います。その期間も約3ヶ月ほどかかっていいる様に思います。まだまだ高域用アンプは活性化して来るだろうと感じられます。低域用パワーアンプもまだ本領発揮はしていないと思っていますが、かなり良くなっています。

音のバランスが低域よりに偏っていたので、使いたくはなかったのですが、チャンデバのアッテネーターで微調整程度使っています。これで中音の被りが低域側・高域側が取れてヌケて来ました。将来的には全てのアッテネーターが「ゼロ」ポジションになった時が活性化の目安になるだろうと思います。

バランスの取れたサウンドになったおかげで、今までで最高の音数と空間性、スケール感を感じ始めています。音数はTAD-D600を使ったシステムの多さに近づいた様に思います。

チャンデバのアッテネーターは、普段「ゼロ」ポジションでパスしている状態で使っていましたが、今回使い始めるにあたり、接点に「酸化膜」が載っていると推測され、それが音に出て来ています。しばらく使いこんで「焼いて」しまえば、酸化膜の影響はなくなるだろうと思います。毎日5時間以上鳴らし込んでいる状況なので、1ヶ月もすれば正常な音になると思います。