現在7.5畳の部屋に、30Hzを再生する様なオリンパスシステムを設置している。率直に言って、SPのサイズと部屋の大きさ・強度がミスマッチしていると思う。現在のオリンパスの能力をフルに発揮させるには、出来れば16畳以上欲しいところだ。現在は7.5畳でも音のうるささは殆ど感じないところまで追い込んで、「鳴らしのテクニック」のノウハウを集めている。
オリンパスの部屋には、他にL-26(ディケード)2chシステムと213PRO+コントロール#3を使った4chシステムも同居している。小型のL-26システムが、この7.5畳の部屋には丁度良い様に感じる。
昨日は久しぶりに常連のN様が見えられたので、オリンパスシステムを聴いていただいた後で、L-26 6chシステムを聴いていただいた。音場的にはオリンパスと殆ど同じところにステージが出来ますので、どちらが鳴っているか判らなくなります。「L-26システムでもオリンパスが鳴っているように感じる」と言われました。ただ音の質感はチョッと変わります。L-26の方がJAZZが楽しく聴けます。あまりに「まとまり」過ぎるとJAZZは面白くないように感じます。多少音程が外れた方が生の演奏に近いような感じもします。
逆にL-26システムのサウンドで、オリンパスの方のサウンドを見直した方が良いと逆転現象が出てきています。