Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

メインセットを複数持つ理由

2014年07月07日 | ピュアオーディオ

オリンパスシステム・自宅のSP-707Jシステムも、ヒューズの交換後2週間以上経っているがまだまだ良い方向に変化して来ている。音のキレ(エッジが立つ)が素晴らしく良くなっている。チェロの演奏では「弦をこする」音がリアルになって来ている。これはこれで良い傾向だと思っているが、少し「サウンドの質」(音色)について述べて見たいと思う。

大概の方は「メインシステム」が1セットでサブにもう数セット持つぐらいだと思う。私は2セットのメインシステムを持っている。それは何故か?・・・「違う世界」を表現したいからだ。

どんなに素晴らしいシステム・サウンドでもその内に飽きて来る。こう云った時に同クラスのメインシステムで「違う世界」を描けたなら、交互に聴く事でマンネリを避けられると思う。また技術的な面では、同じ対策をして同じ効果をしっかり確認する事も出来る点も有意だと思う。

オリンパスシステムには「生演奏の雰囲気」の再現を求め、自宅システムでは「歎美な世界」を追求する。どちらも自分が欲しいサウンドで有る。現在どちらのセットもそこそこのグレードに来たと思っているので、これから更に磨きをかけて、方向性を右と左に大きく違わせて「両極端」の方向へ行きたいと考えている。