Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

壁コンとタップについて

2012年01月26日 | ピュアオーディオ

ステレオは「電気製品」です。当然電気を使います。その電気は家庭の壁コンから取って使う様に設計されています。マニアの間には200V電源を100Vにステップダウンして使ってある方もいます。

自分が「電源系」のフラッシュアップに集中的にしたのは4年ほど前になります。「音質を良くする為にはどうしたら良いか?」がテーマでした。

まず入り口の「壁コン」について・・・音質アップを目指すなら、まず「壁コン」を良質な物(オーディオグレード)にする事だと思います。後々まで続く大きな効果を確認しています。一般家庭用の壁コンは材質の面で「伝送ロス」が多いと思います。ホスピタルグレードは一般品を単純に3Pにしただけぐらいの差しか有りません。数社のホスピタルグレードを試聴した感想では「音が冷たくなる」傾向を感じました。ブレードや接点に使われる「材質」が「伝送ロス防止」の要になっていると判断しました。

次に各機器に「壁コンから直接取る」か「タップを使う」かの判断。直接壁コンから機器に電源を取るので、理屈的にはシンプルで「伝送ロス」が無いように判断しがちだが、良質のタップ・電源ケーブルを使った方が音質が良くなる。これは「電位差」を大きくすることが出来る為に、「電気の吸い込み力」(供給力・浄化力)が大きくなるとイメージしています。電気は電位差でその流れる電気の量が変わります。壁コンから直接機器に取るより、タップと電源ケーブルの組み合わせの方が「電位差」を大きく取れると推測しています。

「200Vから100Vへダウントランスを使うと音が良い」とマニアの方が使っていますが、100Vでも100V-100Vトランスを使うと同じ効果を得られると判断しました。タップとトランスと良い電源ケーブルを組み合わせると更に「電位差」(吸い込み力=供給力・浄化力)が大きく安定化するようです。