冬になると、どうも、かみさん共々雪が見たくなったり、寒いところに行きたくなったりする様である。小樽に稚内、旭川、札幌など冬になると行ってきた。今年も例外でなく、この三連休の金土を使って、出かけてきた。ただ行くのを決めたのが、この一週間のことなので、そんなに遠出はできなかった。出かけたところは新潟。喉グロを代表とする魚、お寿司、ヘギそば。食い倒しに行こう、というのが狙い。
週の前半や木曜日の予報では荒れ模様。ちょっとまずいかなんてはなしていたんだが、ついてみれば、確かに寒いし雪は舞っている。が、さほどのことでなかった。女の子の中には普通にヒールをはいているし、車を使うからだろうが薄手のセーター位で済ましてしまっている兄ちゃんたちもいる。予報外れで、こちらの冬と変わらない。
いやなにしろ驚いたのが、雪が積もっていないのだ。上越国境のトンネル地帯を越えたばかりは雪が屋根から落ちそうになっていたりしてしっかり積もっている。ところが、長岡を超えるころから目に見えて雪深さが感じられなくなり、新潟に着くころは、除雪で集められたところは別として、雪が街中にない。
海の力、山の力なんだろう。市内近くでは海水の保温力がものをいい、雪が積もりにくい。山に近いところでは水がなく、雲が山にぶつかった衝撃で雪となる。理屈はそういうことなんだろう。こんなことを理解していない。で、驚くなんて結果になってしまう。新潟まで出かけていって、相変わらずものを理解していないことを露呈してしまった。頭や先入観でものを見てはいけないのに。悪い癖だ。
今日の一枚:帰り道、燕三条を過ぎたころ。銀世界であるが、メートル単位での積雪じゃない。豪雪地帯のニュースで洗脳されているのか、それが不思議であった。
今日の寒桜の様子。
角度を変えてみると…
追伸:新潟市内女池という地名のところにあるスーパー銭湯「女池 ゆったり苑」というところに行った。数日前の夢に出てきた地名の一つが「女温泉」と漢字で書いた。ちょっと驚き。