二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

白昼夢か

2011-02-17 08:16:43 | 徒然に想う
《残雪を月明りとみて照れ笑い》

今思い出しても、ほんとなんでと思う。朝の闇にボォッと浮かぶ。のっぺりした感じで、蛍光塗料でされた悪戯書きのよう。そういえば、一面に広がっていなかった。瀬戸内海の島々のように点在していた。

月明かりなら一面に広がっていないとおかしい。街灯だとしても同じ。どう考えても、黒いところ、白いところが入り混じるはずがない。それを月明かりや灯りと見たのは何故。わからぬ。

まさか白昼夢? 歩きながら夢を見た…。まさに月明かりに浮かぶ瀬戸内の島々だったんだろうか。ただこの場合色合いが逆さま。海が白っぽく島が黒っぽく見えるはず。

まぁ、いい。きっと、人が見ていたら、絶対ににやけていたに違いない。朝の闇のなか、誰ひとり会わなかったから良しとしよう。今、通勤途中。iPodからベートーベンの月光が流れてきた…。





今日の一枚:マンションを出て植え込みを見ればまだ残っている。今夜は雨の予報。