二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

残り雪

2011-02-16 08:30:39 | 徒然に想う
遊水池を取り巻く土手に上がると、ちょっと左右から木々で覆い被されるところが、まもなく出てくる。普段歩く時は薄暗い。どうしたものか、今朝は明るい。月に照らされているかのようだ。

いや、それはおかしい。昨夜布団に入った時、西の窓からさんざん照らされた。時間からいって有り得ない。街灯がついた!? 車のライト? 無粋な!

一人笑ってしまった。その薄明るいところに足を踏み入れると、ザクッと音がする。

もちろん、光が音を立てる訳はなく、残り雪。考えるまでもなく、足を踏み入れるまでもなく、雪以外有り得ない。畑に沢山残ってると思いながら歩いてもきた。それでも、どうして灯りなどと考えたのだろう。無粋だと腹をたてた自分が滑稽だった。






今日の一枚:神社の境内の片隅に残る雪。