二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

はまっている事

2011-02-02 07:34:08 | 徒然に想う
赤の時間。庵主の生活する場所辺りでは、東にある丘陵の関係で、日の出時刻から五分、十分するとやっと陽があたりだす。すると高い建物や雑木林の上から赤く色付く。そんな時間帯のこと。

もちろん一番乗りは、富士山。頂上辺りから青白かったのが、東面辺りから赤味を帯びる。それがゆっくりゆっくり溶けるように広がっていく。カワセミの川の土手で待っていると見られる。ちなみに、そこは北側に段丘面があって雑木林になっていて、木々が赤く燃え上がっていくのも見られる。

他にどんなのがあるか。赤の時間の前に星の瞬く黒の時間、白みだし淡く空の色を感じ始める青の時間。赤の時間が終わると、すっかり太陽は昇っているがまだ屈折だかの影響で光線が色付いている黄の時間、すっかり朝の雰囲気が去った透明の時間と続く。

その赤の時間を何度も撮るのだが、難しい。赤の濃淡具合というか…。夕方のゴールデン・アワーと区別がつかなくなってしまう。方向の分かる物があれば簡単。例えば、赤富士。つまり、そうでない情景を撮りたい。心で記録するしかない…か。映像に残すのは面白い。




今日の一枚:出かける直前慌てて撮ったら、こんなになってしまった。6時50分頃、日の出時刻から10分。