二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

せわしい?

2007-12-19 19:10:41 | 徒然に想う
夕ご飯、食べて帰り道。あそび心でパチリ。やはり、年末、あわただしい。

夕飯食べた処のオカン、指折り営業日を数えて、あと7日。そう数え、予約のお客さん来られ、走ってお出迎え。あわただしい。

庵主は…、悪い!     



ゆっくりお茶をいただいた。


雑木林

2007-12-18 09:55:14 | 徒然に想う
畑の中の一本道を北西にどんどん歩いていくと、やがて河岸段丘面が出てきて、道が下っていく。そこには雑木林があって、その中をその道は続いていく。庵主は道なりに歩を進める。やがて、なぜか今朝は、大きく左に曲がるところで足をとめた。いつもなら素通りしてしまうようなところだ。

先ほどまで背中を染め暖めてくれていた太陽はどこへやら、ひんやりと冷気が包んでくる。ブルッと身震い。見上げたら、コナラの樹皮が朝陽の染まっていた。他の木々も、目線の高さはまだ朝が開ける前のような薄暗さで寒々しい。が、高いところの梢は温かそうにオレンジ色に。すっかり葉を落としきり、冬盛り。朝陽に染まっているところは、暖かそう。

汗が引いてしまう。自然、足が速まった。そこからしばらく行くと中学校。もう登校してくる子供たちがいる、「おはよ」「おはよぉ」。子供たちの交わす挨拶を横に、さらにスピードを上げていく。宅地、そして、護岸整備がびっちりされた河。桜の木が両岸に植えられている。

家に着いたら、出かけ前に仕掛けたご飯が炊き上がって甘い香りでキッチンが満たされていた。カミサンは既に出社。一人ゆっくり味噌汁を作り、温かいご飯を頬張った。なんと美味いこと。


ヘェ!?

2007-12-17 11:28:50 | 徒然に想う
福袋がもう売り出し? 予約? 予約でもなんでもいいんだけど…。日本のお正月の風物というか、風景だと思っていた。

昔家庭でおせちが作られたのは、三が日は家に居る火の神様をはじめ家族一同が最少の家事で済むようにと。ところが今は、コンビニは休みなく、スーパー・デパートも元旦から。宅配も使えば、いつだって食べたいものが手に入れる。わざわざ作り置きなんてする必要がない。家庭のおせちはどこに?

夕方のタイムサービスの惣菜売場は凄い。あらゆる種類のものが並べ立ててあって、人が群がっている。材料を一つ一つ買って作っていたのでは面倒だし、一人分はかえって高くなるらしい。高齢者の方の気持ちは解らなくはない。が、子供の手を引いた母親と思しき人たちが多いのは何故?お袋の味はどこに?

先取りするのを否定する気はない。忙しくて休みなんて取っていられないほどなんだか。料理するのを母親と決めつける気もない。だが裏は金儲け。その為に手段を選ばないし、情緒もへったくれもない。しかも、便利だとか合理的だとか言って…。復古主義ではないが、日本文化の良識や誇りどこに行ってしまったんだろう。


白い、

2007-12-16 09:21:32 | 徒然に想う
冷たい花。

南伊豆で就農して4年目の友人がいる。彼、ブログを持っている。この間見にいったら…。年収1000万を越えるような形態がいいか、自給自足の家庭菜園的な形態がいいか、自分はどんな農業をやっていくのだろうと、書いていた。3年がたちある意味ガムシャラにやってきて余裕が出来たのだろう。ただ、こんな花は見られないだろ?

白い、冷たい花。

伊那で就農して4年目の友人がいる。彼はブログは持っていないが、奥さんが持っている。彼の言葉ではないから、分からないけど。どうだろう、奥さんの文章からは、二人で自給自足の家庭菜園的な形態を目指しているよう。もう、雪だろうし、地面が凍ってしまって、圃場では何も出来ないだろうな。もしかしたら、すでに、こんな花は散ってしまった?

白い、白い、冷たい花。

庵主は…、白い花を見ながら日々散歩。こうやって、自ら「自然(生命の根源、神)」を確認する真似事の繰り返し。それが、もし自給自足の家庭菜園で同じようなことが出来たらと夢見る。

乱れる

2007-12-15 17:34:41 | 徒然に想う
カルガモのツガイが、ヒコヒコヒコ、ヒコヒコヒコと羽音を立てて静かな川の上、上流に向かって、西へ。吐く息が白い、ちょっと寒い時間帯。


ペースを上げて…。息が乱れる。

水面を、さっきのツガイ? 朝食、彼らが乱す。

川面のアブラ、ユラユラと…


(写真を大きく!)

忘年会…

2007-12-14 17:42:56 | 徒然に想う
いやぁー、昨晩はちょっと羽目を外し過ぎた。

よく行く居酒屋、というよりお寿司屋さんで、友人数人と宴会。天然の平目を中心にお刺身、天ぷらで、〆に鍋。たらふく美味いもの食べて飲んで。

あぁ、そこで帰ってしまえばよかった。よくあるパターンで、勢い、カラオケに突入。嫌いじゃないから付き合って。で当然(?)、午前様。やってしまった。

懲りないというか、馬鹿というか。オフィスでこんな夕陽をみたいなら、自重しなけりゃ。ねぇ…、庵主さん!



おいしい!?

2007-12-12 13:08:11 | 徒然に想う
トマトの栽培農家がJGAP?そう言えば、昔連れていってもらったところも取っていたなぁ。ヘェ、何かい、ニュースでも取り上げられるんだ。

ジェー・ギャップと発音すると、まるで日本の会計基準のよう。だが、この場合は違う。JASのような規格で、栽培から出荷までありとあらゆることに細かく与えられる規範のこと。その農家さんの場合、減農薬ハウス栽培でやっていて、確認項目が130近くにも及んでいるそうだ。それを毎日キチンと守ってJGAP認証を名乗れる。

正直言って、ハウス内部が工場のように見えた。まるでトマトが工業製品のよう。減農薬だし、管理がこと細かく驚くべきレベルでなされるから安全で安心出来るという…。だが、そもそも、どうしてトマトがこの季節に? 安心安全をいう前に、おかしくない?

トマトは規格とハウスで出来るものではない。太陽と、生産者の方たちの作る・収穫する喜びによって出来るのではと思う。季節に季節のもの食べたい。工業製品のようなトマトなんて、例えトレーサビリティが確保され安心安全だとされたとしても。

準備完了?

2007-12-11 08:43:37 | 徒然に想う
黄色や赤やさまざまな色だった落ち葉の色、くすんで、まるで乾ききった土のような色合いに変わっている。さらには、行きかう人や犬や猫たちによって踏まれ、踏まれ。踏まれ、細かくなった。落ち葉は、既に土に還る準備が完了している。冬なんだ。

山陽では葡萄の色付きが悪くなったり、糖度・酸度が乗らない。東北などでもリンゴの開花が早まり人工授粉の準備が整うのが間に合わず、収量が落ち込む。全国規模で温暖化の影響だろうという。今日農業環境シンポジウムというのがあってそこで議論されるそうだ。何が話される? 地球は人間のものだけではない。温暖化による環境崩壊が準備完了なんだろう…。きっとそうだ、そうに違いない。

ずっと以前から、温暖化いや砂漠化を嘆いている方がいる。だから、彼は、植物の種をどんなところでも、砂漠やインドでもギリシャでもカルフォルニアでも蒔く。環境崩壊を嘆いている暇はあるんだろうか。もう、動いていなければならないのではないだろうか。何をするのか、準備は完了? 新種を作るんじゃない、「緑」=「自然」を取り戻す。時間がかかる、待ったなし。

ところで、かく言う当人。日々自ら「生命の根源」=「自然」=「神」を確認する生活を送るための準備ははじめたかい? ようやく、初めの一歩を踏み出すためカカトをちょっと浮かせてみた、お恥ずかしい。

どう言うこと?

2007-12-09 09:34:09 | 徒然に想う
昨晩の雨がいい効果を出してくれて、今朝は幻想的な風景を見ながら歩いていた。靄というのだろうか、ゆっくり、そう、イメージとしては春になってしまうのだが、白い薄いレースのカーテンが窓辺に木漏れ日に揺らいでいるよう水蒸気が立ち登っている。鳥たちが一団となって横切り、いいアクセント。寒さを忘れていた。

訳がわからない、コーヒーを啜りながらテレビをつけた。うん?肉と卵を使わないヘルシーなオセチ? つまり、野菜中心の御節ってこと…。使っている野菜はどんなものなんだろう。化学肥料や農薬を使用し、遺伝子組み換えの種から出来たものを使っているとしても、ヘルシーであると言いたい? まして、御節はハレの日の料理。野菜はもともと日常のもので、ハレの日のものとは少し違う気がする。ハレの日のメインは魚を含め肉ではないだろうか。食文化の健全性として肉とか卵を使用しない御節はヘルシーなのだろうか。ヘルシーという名の欺瞞とさえ思えてしまった。

カルガモか、水鳥たちも朝ご飯を啄ばんでいる。寒くないかと思いながらも、朝餉の香りに自分のお腹がなるのを押さえながら、足を速めた。あぁ、暖かなコーヒーが飲みたい。

香り

2007-12-07 16:48:01 | 徒然に想う
コーヒーの香りが違う。手前ミソじゃないが、さすがに自分の入れたばかりのほうがずっといい。

昼ご飯。これは圧倒的に、オフィスのほうが多種多彩。オリーブオイルににんにくの匂い。蕎麦つゆ、カレー。ベーグルを焼いている?トースト香。あぁ、酢飯の匂い。腹がなる。

オフィスに出ると家で仕事している時とは違う香りに包まれる。プレドニンも減り、産業医の先生もようやく、週三回・月水金と時短の条件で出社を許可してくれた。これから、いろいろな香り(誘惑)に包まれる。