二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

どう言うこと?

2007-12-09 09:34:09 | 徒然に想う
昨晩の雨がいい効果を出してくれて、今朝は幻想的な風景を見ながら歩いていた。靄というのだろうか、ゆっくり、そう、イメージとしては春になってしまうのだが、白い薄いレースのカーテンが窓辺に木漏れ日に揺らいでいるよう水蒸気が立ち登っている。鳥たちが一団となって横切り、いいアクセント。寒さを忘れていた。

訳がわからない、コーヒーを啜りながらテレビをつけた。うん?肉と卵を使わないヘルシーなオセチ? つまり、野菜中心の御節ってこと…。使っている野菜はどんなものなんだろう。化学肥料や農薬を使用し、遺伝子組み換えの種から出来たものを使っているとしても、ヘルシーであると言いたい? まして、御節はハレの日の料理。野菜はもともと日常のもので、ハレの日のものとは少し違う気がする。ハレの日のメインは魚を含め肉ではないだろうか。食文化の健全性として肉とか卵を使用しない御節はヘルシーなのだろうか。ヘルシーという名の欺瞞とさえ思えてしまった。

カルガモか、水鳥たちも朝ご飯を啄ばんでいる。寒くないかと思いながらも、朝餉の香りに自分のお腹がなるのを押さえながら、足を速めた。あぁ、暖かなコーヒーが飲みたい。