二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

感謝

2007-12-20 09:17:20 | 徒然に想う
おや? 金柑?

階段を登りきると、その昔山城であった神社が出てくる。祭られている神を信じたり信心深いわけではない。が、神社に行けば、「おはようございます」であったり、「こんにちは」と社に向かって挨拶をする。今朝も、境内を進み、頭を下げようと社の前に歩み寄った。賽銭箱の隣にある机、参拝の記帳の為においてあるのだが、何か置いてある。結構立派な花瓶に…。 

花が活けてあったこともある。気取ったものではなくて、おそらく自分の庭から取ってきたものであったと思う。境内の植樹はきれいに手が行き届いている。ただ、やもすれば、人気がないところだ。花が活けてあるのを見たときには、心が和んだ。

あらら、稲穂も一束、あるじゃない!

金柑と稲穂。そういえば、秋にはザクロも置いてあった。どなたか近くの方が持ってこられたのだろう。農家の方か。自分の得られた恵みを感謝され、捧げられたにちがいない。こんな風に、祭事ではないときでさえ、感謝の気持ちを捧げる方たちがいる。いいなぁ。