二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

あさぼらけ、

2007-12-06 09:03:57 | 徒然に想う
ハナに染み入る、寒さかな。兎に角、今朝は寒い。鼻先、耳たぶ、頬、そこいらにキーンと寒さがしみこんでくる、襲ってくる。見上げれば南東の空に、金星と月。えーい、寒々しいじゃないか。歩けど歩けど体が温まらん。

朝陽が昇ると、一転、ドンと太陽の力を感じる。太陽の光に当たりポカポカ、歩調も緩む。陽の当たらぬところ、身が引き締まり、早足。まったく、陽の当たるところ・当たらないところでは、温度が違う、姿勢が違う。

石油ストーブの燃える匂い? 煤っぽいと言うか、金属っぽいというか、点けたばかりで、まだ温まっていない。手をこすり合わせる音。チロチロ、チロチロと赤い火。見ているだけで暖まってくる。「さっ…」と意を決し、朝食の準備に立ち上がる。ヤカンが火にかかる。日の出前薄暗い中、朝の食卓の慌しさを想う。

う~ん、これこれ。家に戻ると用意しておいた風呂に飛び込み、浸かった。これに勝るものは無いね。五臓六腑に温かさがしみ渡る。体中の寒さが解けていく。早起きは何文の得だろう。