二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

雨は

2007-12-23 06:32:19 | 徒然に想う
夜更け過ぎに白い雪になって…。本州の南岸を、低気圧がなめるように北上するとの予報。ワクワクしながら床に就いた。

深夜二時過ぎ一旦起きる。もちろん、雪かどうか気になったからではない。そう、入院中はよく相部屋の方たちの物音や話し声で起きてしまうことがあった。ということは、退院以来のこと。耳をすますと、忘年会上がりの人たちだろう、窓の下の歩道で楽しそうにワイワイしている(これだ!)。おやぁ?…。まだ雪ではない、残念。車の音も水をはじくよう、シャーベットや雪をはじいているのとはちがう。だいたい、雪が降ると音が吸収され辺りがシンと静かになる。が、そんな気配じゃない。見ない、見ない。外は見ない。朝のお楽しみ。

いつものように六時過ぎ目が覚めた。カーテンを開けた。ああ、残念、お預け…か。低気圧のコースは良かったのだろうけど、寒気団の力がまだ弱かったな。見下ろした隣接する駐車場や交差点の路面に雨の小さな波紋が見える。