二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

違和感

2016-01-20 09:49:36 | 徒然に想う

昨日の大雪の予報、いつ見ても「?」と感じてた。例えば、この町ずっと「風雪注意報」が出てた。実際、「風」が強くなるようなときは数分はあったかもしれないが、ほとんど皆無。それより、なんといっても雪。午前中雪かきをしてて、みるみる積もっていく。もはや「注意」を促されても。沢山降るぞと「警告」してほしいくらいだった。もちろん、この集落のあるところと町の中心とは、かなり地形的な条件が違うから、街中にいたらその「注意」で済んでいたってこと? 午前中一回雪かきした車の今朝の様子がこれだぁ!

 

養殖ブリのことがニュースに出てた。なんでも有名なレストランガイドに出てくる9名のシェフを含め、養殖ブリの品質を上げるために、美味しさのコンテストをしたんだそうだ。あるシェフがインタビューに答え、優勝した養殖ブリの味を「天然よりも、こちらのほうがいいですね」と。オイ! おい! まじめに、ほんとにそう考えてるですか? 「天然」という「自然」を超えることなどありうるんですか? そのシェフが「かの」有名なレストランガイドに出てる店の主人だったら、そのガイドの信用性、ゼロ。信じるに足りない。載っているとこ以外からも招かれていたそうだから、ガイドブックを信じ「それ以外」のシェフとしよう。それでも、いえるのは 腕、まったく無い。どうして、ヒトが「自然」を越えられる? せいぜいできるのは、科学技術で出来上がった「自然」の「模倣品」を賛美すること。西洋的な相対主義に基づいて編纂されてるものを鵜呑みにし追いかけまわし、その虚しさとの滑稽さに目をつぶること。それくいらいのものだ。あぁ、それとも、裏で何かちらついた? 単に羊の群れにの中の一頭?

屋根にクジラの髭のようなツララ。二階の雨戸をあけてみれば、飛び込んできた。川向こうの山の木々も重そうな雪をだいぶおろしてる。もう辺り一面の雪景色とは言わなくてもいい、か。ボトンボトンと雪が屋根から落ちてる。ドンドン勢いを付け解けてもらわなければ、仕事・・・。

まった!

そうやって追い込んで、またパニクッても知らんぞ。そうか、ツララ。ツララなんて、いつ見ただろう。仙台では見たなぁ。サラリーマン時代、mmm。何かおかしかったんだろね。感覚がマヒしていることに気付けてなかった。結局そこにある違和感にさいなまれ、仁淀川に出会いこっちに来ちゃったんだよ~。さっ! 雪かきしょ、雪かきしょ!!

 

 

 

今日の一枚:寝坊の朝、7時ころ雨戸を開ける。もう、木々の深い緑が飛び込んできた。