二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

なさけなし

2016-01-06 10:36:34 | 徒然に想う

日々知らないことに出会う。昨日は昨日でこんなことがあった。文旦を買ってくださった方たちに郵便局にある口座に送金していただこうと、送金依頼書を書いて入れ始めた。ところが、それでは送金できないことが発覚したのだ。自分でもよく使うてだから、便利だろうと思ってのこと。これからのこともあるから、郵便局に飛び込んだ。「口座記号、なんではじまります?」「1です。」「1から始まると、ATMに入れるとはじかれてしまうんです。ゼロから始まる振替口座を開いていただかないと」。

肥料を入れる、お礼肥えをする、ということは覚えている。文旦作りの名手の小母さんには3月頃入れろと言われた。化成だったら、効果が出るのに即効性があるから、木々が目覚めたころの3月に入れればいいんだろう。でも、有機質しか使わない。効果が出るには時間がかかる。早い方がいいに違いない・・・。しかも、一本の小夏の木がおかしい。異様に黄色い、明らかにに肥切れを起こしている。3月なんて待てん。が、いつごろ?

果樹園を下から見上げたり、棚田のほうから見たり、細かく見てみた。隣のK兄の文旦と比べて明らかに黄色い。以前からも黄色いと指摘もされてきた。だから、黄色いのは分かってる。いつかは肥料を入れる。でも、意外だな。なんで、森に近い方の木々のほうが黄色い? 文旦の木々が隣り合っているところのほうが、薄くはあるが青々してる。森の木々が肥料分を吸ってしまう? 森の木々の葉っぱが風に乗ってこないんだろうか。それが肥料化する、準自然農園になってほしい、のに。果樹は施肥やら選定など手をかける。何かあったのだろうか。森に近いところほど、斜面を登らなくてはならない。しかも、よりザレて急斜面になる。

結局、毎度のこと、何も「みて」ない。振込用紙を「みて」いれば、自分の記号がゼロでないことがわかる。そのことが頭に入っていれば、何をすればいいのか分かった。閉店間際の郵便局員さんを煩わせてしまった。振替口座の開設用紙を貰う。木の様子を「みて」いれば、肥切れを起こす前に対処出来た。3月である必要はない。状況の説明をうまく仕切れない庵主の「早すぎますか」に対して、アドヴァイスくださったK兄、普及所のIチーフに時間を取らせてしまった。遅効性のものを使うのだから、120キロ分の油粕をさっさと入れた。あぁ、まだまだ、こんなことを繰り返してる。なさけなや・・・。

 

 

 

今日の一枚:シロアリ防除の作業がある。家で片付けをしようと、雨戸を開けると、川の上、雲が龍のように上流に向かってゆっくり流れてた。8時半頃。