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eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

ネットワーク・ラーニング

2008-07-10 09:14:19 | Netlearning,Inc.
ネットワーク・ラーニングが注目されていきます。

実際の普及プロセスには、大きな課題もたくさんありますが、可能性も大きい。

もちろん、SNSとeラーニング・コースを同居させるというような単純なものではありません。

わが社も、多様な準備をすすめています。とくに、高度のプロフェッショナルを対象にしたいくつかの試みも始めます。


女性が経済を変える

2008-07-08 18:13:19 | 読書/新聞/映画など
きょうの日経新聞27面の経済教室は、「女性が変える日本経済」というテーマです。

小峰隆夫法政大学教授は、4点にまとめています。

第一は、「女性がこれからの経済を変える」というポイントです。その1点目は、「追いつき効果」です。先進国で異常に低いといわれる日本の女性の経済分野への参入がふえることの影響。
2点目は、「構成比効果」です。経済行動の男女差は、旅行や学習などで大きく、女性の経済力が高まることによる影響です。

第二は、女性の力を生かすことが経済を活性化するというポイントです。2007年までの11年を取ると、男性の収入総額は4.4兆円減少し、女性は6.0兆円増額していることが指摘されています。とくに子育て後の能力が高い女性の潜在力が注目されています。

第三には、女性の活用は構造改革の一環であるということが指摘されている。ここでは、長期雇用、年功序列、新卒採用型をこえて女性が働きやすい職場環境がすすむと指摘されています。

第四には、女性を活用するには、広い視野の対応が必要であるというポイントです。女性問題は男性問題でもあり、経済分野での女性の参画が異常に低いということは、家事や育児への男性の参画が異常に低いこととコインの裏表の関係にあるという指摘です。

最後に、「女性の育児と就業を支える制度的基盤を整えることも重要である」という。




ふたたびスピードの時代

2008-07-08 15:18:01 | eラーニング市場
かつて、ドッグイヤーといわれ、ネットベンチャーにとって、1年で7年分の変化があるといわれました。

ネットラーニングもそのスピード感をもってビジネスを展開していました。

いまふたたび、eラーニング市場がはげしく動く時代です。

わが社も、ふたたび、スピードを確保しなければならない。ベンチャーがベンチャーらしい緊張感とスピードをもってチャレンジするダイナミックな時代です。



『奥の細道』を読みました

2008-07-08 12:46:57 | 読書/新聞/映画など
『奥の細道』の全文を読みとおしたのは、初めてかもしれない。

小学館の「日本の古典を読む」シリーズの第20巻(2008年6月30日刊、1,890円)におさめられています。

解説を書くのはむずかしいと、古典を読むたびに感じてしまいます。この解説は少しちがうのではないか、解説しすぎではないかなどと思ってしまいます。

それはさておき、やっぱりいいですね。

人と自然と、旅と人生と。

夏くさやつわものどもの夢のあとーーー秀衡の館の跡は田野となり、義経の居館であった高館にのぼると大河が眼前にながれている。笠を敷いて座り込んだ芭蕉は、「時のうつるまでなみだを落とし侍りぬ」



転職のときに何を優先するか

2008-07-07 19:14:59 | 読書/新聞/映画など
転職するときにどんな会社を選びますか。エンジャパンのワークライフバランスに関するアンケート調査の結果によれば、20代、30代は以下のように考えています。

転職先を検討する際に、休日や休暇、残業時間など「ワークライフバランスを考慮する」と回答した人は実に87%にのぼります。

また、「働きやすさ」を優先するという回答が全体の54%で、「働きがい」をうわまわったそうです。

一方、現在の勤務先については、約7割の人が、「ワークライフバランスの支援体制がかんじられない」と回答しています。

(Human resource news No.69)





スダジイの巨木

2008-07-06 23:54:52 | 島の生活
三原山を散策しました。

御蔵島にもたくさんの巨木がありますが、八丈島にも少し残っています。小鳥の鳴き声も楽しい。

小鳥のさえずりも、無数にはえる植物も、よく知っている方の説明をうかがうと、まったく違う世界がひろがります。

八丈島には、まだまだわたしが知らない豊かな自然があります。


島の中を5万キロ

2008-07-05 21:14:30 | 島の生活
車のメーターが、5万キロをこえました。

八丈島にすみはじめて、もうすぐ5年です。

赤道一周が4万キロであるとすれば、八丈島の中を、地球一周分をこえて走り回ったことになります。

きょうも、夜は温泉へ。坂上は、うすい霧のなかでした。気象庁のホームページの情報では、きょうの八丈島の湿度は、終日100%。植物がうれしそうでした。

こころなしか、出会う車の数が少ない。1リッター199円のガソリン代は、家計の大きな負担になっています。


島の朝食

2008-07-05 11:10:08 | 島の生活
羽田発八丈島行きのきょうの1便は、出発の時刻に島は視界が悪い雨の中。条件付で出発して、無事到着しました。

8時半すぎには自宅に着いて、島の朝食です。きゅうり、トマト、なすは庭の畑から。焼き魚のしいらはいただきもの。あしたば、ジャガイモも自家製です。買ったものは、お米と豆腐。

自給自足ということばが、ちらりと頭をかすめます。




情報処理技術者試験、45%の合格率!

2008-07-04 17:14:08 | eLearning
以下は、きょう発信されたネットラーニングのメールマガジンからの抜粋です。
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6月30日(月)、ネットラーニングの資格試験対策コースのうち、情報処理技術者向け資格試験対策コースの2008年秋版が開講しました。

ところで、ネットラーニングの受講生で『基本情報技術者』または『初級システムアドミニストレータ』をこの春に受験された方を対象に合格率調査を実施したところ、合格率およそ45%というきわめて高い数値が得られました。

【ネットラーニングコース受講者様 合格率 2008年春期】
 ・基本情報技術者試験 : 45.0%(30.3%)
 ・初級システムアドミニストレータ試験 : 50.0%(46.5%)
()内は、2004年からの平均です。

【全国平均 合格率】は、
 ・基本情報技術者試験 : 18.3%
 ・初級システムアドミニストレータ試験 : 28.9%

全受験者の合格率平均と比較すると、非常に高い成果をあげています。

2009年春試験から、基本情報技術者試験、初級システムアドミニストレータ試験
が変更になります。現行の試験を受験できるのはあと1回!
(シスアドは2009年春試験は新形式と旧形式の両方が行われます。)

◆情報処理技術者試験 試験制度改訂の詳細はこちらからご確認ください。




eラーニング市場の大きな変化

2008-07-04 12:57:03 | eラーニング市場
eラーニングの市場は、まったく新しい産業が登場してくる形で形成されてきました。先頭をはしる企業にとっては、自社の成長と市場のあたらしい形成とが重なりあうダイナミックでエキサイティングなプロセスでもあったといえます。また、その位置からは市場がよく見渡せます。

すべての市場には、導入期、成長期、成熟期、衰退期があります。

導入期には、無数の企業がさまざまなビジネスモデルで参入し、生き残りを競います。日本のeラーニング市場の導入期の特徴の一つは、ベンチャーの参入がすくなかったことでしょう。既存企業の参入には、ビジネスモデルがそれぞれ似通っているという特徴もあります。日本では、導入期にきそいあうビジネスモデルに、あまり多様性がなかったのです。

日本のeラーニング市場の導入期のもうひとつの特徴は、導入期がながびいたことです。ベンチャーが少なかったこと、IT系の企業がおもなプレイヤであったことなどによるものでしょう。しっかり活用してもらえるeラーニングを提供する企業が少なく、ユーザの信頼を勝ち取るのに時間がかかったといえます。

日本のeラーニング市場は、2005年ごろから成長期にはいりました。その時期におもなプレイヤの交代もありました。市場の中心がコースウエアに移り、ベンチャーも多数参入し始めています。

ダイナミックな成長期にはいった日本のeラーニング市場は、さらに大きな再編の時期を迎えています。それをうながしているのが、イントラネット型eラーニングが終焉をむかえ、SaaS(サース)型eラーニングが主流になることによる基盤の大きな変化です。

SaaS型eラーニングは、いま予想されている以上に、市場を根幹から大きく変えるでしょう。