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eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

情報処理技術者試験、45%の合格率!

2008-07-04 17:14:08 | eLearning
以下は、きょう発信されたネットラーニングのメールマガジンからの抜粋です。
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6月30日(月)、ネットラーニングの資格試験対策コースのうち、情報処理技術者向け資格試験対策コースの2008年秋版が開講しました。

ところで、ネットラーニングの受講生で『基本情報技術者』または『初級システムアドミニストレータ』をこの春に受験された方を対象に合格率調査を実施したところ、合格率およそ45%というきわめて高い数値が得られました。

【ネットラーニングコース受講者様 合格率 2008年春期】
 ・基本情報技術者試験 : 45.0%(30.3%)
 ・初級システムアドミニストレータ試験 : 50.0%(46.5%)
()内は、2004年からの平均です。

【全国平均 合格率】は、
 ・基本情報技術者試験 : 18.3%
 ・初級システムアドミニストレータ試験 : 28.9%

全受験者の合格率平均と比較すると、非常に高い成果をあげています。

2009年春試験から、基本情報技術者試験、初級システムアドミニストレータ試験
が変更になります。現行の試験を受験できるのはあと1回!
(シスアドは2009年春試験は新形式と旧形式の両方が行われます。)

◆情報処理技術者試験 試験制度改訂の詳細はこちらからご確認ください。




eラーニング市場の大きな変化

2008-07-04 12:57:03 | eラーニング市場
eラーニングの市場は、まったく新しい産業が登場してくる形で形成されてきました。先頭をはしる企業にとっては、自社の成長と市場のあたらしい形成とが重なりあうダイナミックでエキサイティングなプロセスでもあったといえます。また、その位置からは市場がよく見渡せます。

すべての市場には、導入期、成長期、成熟期、衰退期があります。

導入期には、無数の企業がさまざまなビジネスモデルで参入し、生き残りを競います。日本のeラーニング市場の導入期の特徴の一つは、ベンチャーの参入がすくなかったことでしょう。既存企業の参入には、ビジネスモデルがそれぞれ似通っているという特徴もあります。日本では、導入期にきそいあうビジネスモデルに、あまり多様性がなかったのです。

日本のeラーニング市場の導入期のもうひとつの特徴は、導入期がながびいたことです。ベンチャーが少なかったこと、IT系の企業がおもなプレイヤであったことなどによるものでしょう。しっかり活用してもらえるeラーニングを提供する企業が少なく、ユーザの信頼を勝ち取るのに時間がかかったといえます。

日本のeラーニング市場は、2005年ごろから成長期にはいりました。その時期におもなプレイヤの交代もありました。市場の中心がコースウエアに移り、ベンチャーも多数参入し始めています。

ダイナミックな成長期にはいった日本のeラーニング市場は、さらに大きな再編の時期を迎えています。それをうながしているのが、イントラネット型eラーニングが終焉をむかえ、SaaS(サース)型eラーニングが主流になることによる基盤の大きな変化です。

SaaS型eラーニングは、いま予想されている以上に、市場を根幹から大きく変えるでしょう。