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eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

全便欠航

2008-05-02 21:43:33 | 島の生活
結局、きょうは八丈島に帰ることができなかった。

羽田から戻ってきました。船も満席。

あすは、飛行機もずっと前から全便満席です。帰るのに2日もかかるかもしれません。

それにしても、温帯性低気圧が嵐となって吹き荒れることが多くなっているようにも感じます。ときには台風なみに荒れるのですから、発達した温帯性低気圧にもなにか名前をつけて警戒したほうがよいようにおもわれます。




時間を食い殺すクロノス神

2008-05-02 21:25:23 | 読書/新聞/映画など
ゴヤの絵「わが子を食らうサトウルヌス」という絵を、たまたま同じ日にちがう本で見ました。

ひとつは、『エンデの警鐘』29ページ。もうひとつは、『時を駆ける美術』43ページ。

有名な恐ろしい絵です。「おのれの宿命におののきながら、目を見開き自分の子どもを食いちぎろうとしています。・・・サトウルヌスとは、土星の守護神であるギリシャ神話のクロノス神を表しているといわれます。クロノス神は、自分の子どもである(時間)を食い殺す物語です。」

エンデの世界的な大ロングセラー『モモ』。時間泥棒。時間貯蓄銀行。

エンデは、すでにはじまっている時間の戦争を警告しています。現行のシステムは未来を犠牲にして成り立っていると。「それは、わたしたちの子どもや、子孫を破滅させる戦争です。」「これは、深刻な問題です。予想以上に深刻な問題です。わたしたちがおこなっていることの恐ろしい結果の大部分は、わたしたちが生きているうちに経験することはないでしょう」

エンデの警鐘です。

『エンデの島』
『エンデの遺言』
『エンデの警鐘』

『時を駆ける美術』は、森村泰昌著、知恵の森文庫、光文社2006年7月15日刊、648円+税


「育児」自社の取り組みに不満女性社員4割

2008-05-02 10:01:52 | 育児休業者支援 wiwiw(ウイウイ)
本日の日経産業新聞に、リクルートの調査結果の記事があります。

それによりますと、女性社員の4割以上が、「所属企業が出産や育児支援に真剣に取り組んでいない」と感じています。

また、産休や育児休暇後の復帰支援制度についても、「利用者の事情やニーズに配慮した仕組みになっていない」と約4割の女性社員が考えている。

調査は、2007年10月に、従業員100名以上の企業の男女社員約4,000名を対象にネットで実施されました。


日本的eラーニングとコースウエア

2008-05-01 15:17:19 | eLearning
身につけさせる教育研修としてのeラーニングは、当然、身につける学習プロセスが重要であることは、昨日書きました。

では、コースウエアにはどのようなちがいがでてくるのでしょうか。

当然、コースウエアも身につくような学習プロセスとシナリオが必要になります。日本型とアメリカ型では、コースウエアの設計思想がちがい、したがって、コースウエアそのものも大きく違います。

仕事で必要なときに参照すればよいというナレッジデータベースに近いeラーニングの場合では、それに見合った構造があります。とくに、初期のアメリカのeラーニングコンテンツには、ページ送りのボタンがないものもありおどろいたものです。ページを左右に分割して、左側に目次があり、目次の各項目をクリックすると右側にその学習ページがでてくるというものです。項目の必要なところだけをみます。飛ばしてもよいし、戻ってもよい。今からは不思議に思えるかもしれませんが、それが一般的でした。このようなコンテンツには、修了という概念がありません。また、企業の責任で全部学習させるということもありません。

ネットラーニングのコースウエアの場合は、最初からページ送りボタンがあります。目次は、プルダウンで、項目を選択すると目次ページが消えます。

身につける学習では、シナリオがあるからページ送りが大切なのです。そのシナリオがあるコースを私たちは、「コースウエア」(ネットラーニングの登録商標)と呼んでいます。アメリカ型のeラーニングでは、コースというよりはむしろコンテンツと呼んだほうが適切なものが多いと思います。

コースウエア設計においては、まず、eラーニングをどのようなものとしてとらえるのかという根本のところを明確にすることが大切です。そうでないと、設計スキルにばかり目が行って、根本を見失います。

初日に応募120人

2008-05-01 08:30:27 | Netlearning,Inc.
ネットラーニングは、さまざまな方法で、各職種の人材の採用をつづけています。

最近でいえば、ネットで営業企画・営業事務の社員若干名を募集したところ、最初の日だけで120名の応募がありました。その後も多数の応募がつづいています。

いままでよりも反響が大きくなってきた印象があります。

その背景には、eラーニングが社会的によく知られるようになってきたこと、ネットラーニングの最大手としての業界における位置やeラーニングビジネスをささえるわが社の独自の考え方が評価されるようになってきたことがあります。さらに、ワークライフバランスを重視し、男性にとっても女性にとっても働きやすい職場であることも注目されています。

ネットラーニングでは、そのほかに営業部員、技術部員、関連会社の経理部員、開発部員、関連会社の経営管理部員など多数の社員を募集中です。




『宇宙への秘密の鍵』

2008-05-01 08:17:01 | 読書/新聞/映画など
ルーシー&スティーヴン著『宇宙への秘密の鍵』岩崎書店、2008年2月20日、1900円+税

ホーキングが娘のルーシーと書いた子どもむけの小説です。

コスモスというコンピュータに助けられて宇宙を旅する。主人公の少年と宇宙にはいっていって、臨場感をもって知ることができます。

「ブラックホールに吸い込まれれば出てくることができない」というわけではないというホーキング理論もわかりやすい。

子どもむけなので、英語版も読みやすい。なぜか、イラストは英語版と日本語版で違っています。権利の取得ができなかったのかもしれない。

最後に、(第二巻へ続く)とあります。執筆中といわれる続刊も楽しみです。

ちなみに、ホーキングの宇宙論は、これまでのわたしの疑問を氷解させてくれました。たとえば、ビッグバンにおいて相対性理論は破たんしているなど。これまでのビッグバンの理論はどう考えてもおかしい。ブラックホールについての一般的な理論もそうです。