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eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

ホスピタリティ:サービスを超えるもの

2007-07-11 13:07:26 | 読書/新聞/映画など
ホスピタリティーーーサービスをこえるもの。

20世紀はサービスの時代であった。21世紀は、ホスピタリティの時代である。といわれる。

「サービスは誰にでも同じことがなされることを、その至上課題にしている。」「なにをするべきかが前もって設定されており、それがマニュアルどおりに実行される。」

「それに対して、ホスピタリティはひとによって対応がまったく異なっていく。その場で何がおきるかわからない、それに敏速に対応するのがホスピタリティである。」「人の願望、要求、期待は人によって違う。このプライベートさに対応していくのがホスピタリティである。」

「ホスピタリティーーーびっくりするような可能性をもつキーワードである。」

サービスをこえるもの。たしかに、マニュアルにもとづき、だれにでも同じことをするサービスは、工場生産や大量消費の社会の考え方を基本としている。しかし、人々が求めるものは、個別的であり多様だ。

いま、急速にホスピタリティの考え方が広がっている。

山本哲士著「ホスピタリティ原論」文化科学高等研究院出版局、2006年11月10日刊、4,762円+税

なお、
高野登監修「サービスを超える瞬間」かんき出版、2007年7月2日刊、1、200円+税 もよく売れている。

教育についても、考えさせられる。




天を売る島

2007-07-08 22:34:06 | 読書/新聞/映画など
きょう読みました。

寺沢孝毅著「天を売る島」柏艪社、2007年7月16日刊、1,700円+税

1982年北海道天売島に移り住んだカメラマンである著者が、すばらしい写真とこころあたたかい文章で、自然とそこにすむ人々をつづる。

「北海道天売島ーー。
・・・・
人びとの心はこの島の自然と似ている。
強い”生命力”が宿っているからだ。

この島には、訪れる人の心を動かす力がある。」

100万羽の鳥がすむ鳥たちの島。冬には零下15度ほどにもなるきびしい海の荒波にも舟を出す漁師たち。

半分ほどの頁は、息を呑むようなカラー写真だ。




メロンができました

2007-07-08 22:10:36 | 島の生活
朝は、庭の畑からナス、キュウリ、トマトを収穫して食べました。

昼食後のデザートは、やはり畑から収穫したメロン2個。少し小さめですが、おいしい。

八丈島は、きょうも雨。雨の合間をぬって、庭の草取りをしています。緑が押し寄せてくる勢いに対抗するのには、相当のエネルギーがいります。


7日は最終便で八丈島

2007-07-08 21:59:29 | 島の生活
昨日は、ネットラーニングのサービスを9時から停止して、サーバーの大幅な増強作業を実施しました。無事、予定よりはやく作業を完了しました。

サーバー性能を数十倍にあげるために、この夏の間にさらに何度かサーバーを停止して作業を実施しますが、よろしくお願いします。

会社での待機をおえて、最終便で八丈島へ向かいました。わたしの経験では、欠航でも不思議ではない低い雲のなかから着陸しました。着陸と同時に機内で大きな拍手がわいたのは、めったにないことです。

裏見の滝の温泉へ行きました。写真は、露天風呂の温泉から見下ろした滝です。はげしい雨で濁流となった滝と、その向こうにヘゴシダが見えます。この温泉は、水着をつけて男女いっしょにはいります。自治会の運営で、無料なのがうれしいところですが、自治会の負担も小さくはない。




神の目、に見えますか?

2007-07-06 12:09:05 | Internet and mobile
いま、ネットで話題です。

ハッブル宇宙望遠鏡が撮影した、みずがめ座の惑星状星雲NGC7293。 

通称はラセン状星雲と呼ばれているそうです。寿命が尽きた恒星が、膨張して外周部を周辺に放出した姿で、太陽もいずれは、こういう風になるらしい。

それはそうと、ハッブル宇宙望遠鏡の世界は、楽しいですね。時間を忘れます。



縄文杉の長寿の秘訣

2007-07-05 12:59:03 | 旅行
何年か前に、屋久島の縄文杉へ行ったことがあります。

樹齢7,000年をこえるともいわれ、地球上の生き物の最長老格です。見に行くというよりも会いに行くという感じでした。

「ラッキョウのような雨が降る」とも、「1か月に35日雨が降る」とも言われるとおり、早朝の出発のときには雲ひとつない快晴だったのが、11時間の徒歩登山のほとんどは、はげしい雨の中でした。

屋久島では、屋久杉といわれるのは、樹齢1000年以上、それ以下は、小杉だそうです。

倒木でつくった一輪挿しを買いました。その美しい年輪の細さに目をみはります。

屋久杉は、悪条件のなかで育つので、成長がとてもおそい。1年でほんのわずかしか成長しません。じつは、ここに長寿の秘訣があります。7000年の樹齢を数えてもすくっとたち続けることができる理由があります。

会社も同じだと思うことがあります。着実な成長が一番です。かりに、毎年50%をこえる成長が続くとしても、着実な成長の大切さを忘れてはいけない。


電話サポートします

2007-07-05 10:20:34 | Netlearning,Inc.
自学自習であるeラーニングにおいては、学習を有効にすすめ、継続するためには、つまずきをどのようにこえていくのかが重要な課題です。

学習の中断は、しばしば、つまずきが原因になります。

さまざまなサポートのなかで、電話によるサポートも学習内容や学習者によっては非常に役に立ちます。たとえば、パソコンやネットの初心者の方々が学習者である場合など。また、学習内容を手厚くサポートしたいケースもあります。

ネットラーニングは、これまでも、企業研修で企業様のご要望により電話サポートを実施しています。

ぜひ、ご活用ください。


境界をまたぐ人びと

2007-07-03 22:04:53 | 読書/新聞/映画など
宮本常一の「辺境を歩いた人々」の読書連鎖で、村井章介「境界をまたぐ人びと」を読んだ。

昔、「国境はある幅をもつ広がりであり、となりあう二つあるいは三つ以上の国家がまじりあう場であった。そして、その空間においては、いずれの側にも100%属することのない人間集団(境界人)とその活動があった。

国家の中心部からみれば辺境であるが、境界であるがゆえに豊かな富を生み出すエネルギーが、そこにはうずまいていた。」

これは、エミシの時代の東北、1060年から約60年間に日本海をまたいで活躍した唐人、何十万という単位で出土する陶磁器を残した博多に住みついていた宗商人たち、対馬・朝鮮半島・琉球をまたにかけて活躍した日本人、果ての地であった鬼界島、そして、琉球へいたる海の道・・・などの話だ。

村井章介著「境界をまたぐ人びと」山川出版、2006年5月25日、800円+税

境界人たちの世界。いつの時代にも存在する。




男性新入社員の3分の2が「育休とりたい」

2007-07-03 16:41:00 | 育児休業者支援 wiwiw(ウイウイ)
本日の日経産業新聞の報道によると、今年の男性新入社員の実に65.2%が、育児休暇をとりたいと回答している。

育児休暇をぜひとりたい:28.9%
会社で前例があればとりたい:36.3%

日本能率協会がまとめた調査の結果です。
調査期間は、今年の3月から4月中旬。52社の新入社員が回答。うち、男性は、871名。


7月の受講開始は8万人

2007-07-03 13:40:45 | Netlearning,Inc.
ネットラーニングの受講生は、毎年50%増えていますが、この7月にあたらしく受講開始する方は、7万人をこえるのは確実で、8万人に近づきそうです。

このまま推移すれば、年内に、のべ受講生が200万人に達する見込みです。

この急速に拡大する規模に対応するために、基盤の整備をいそいでいるところです。