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eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

そのアイデアは時代遅れ

2007-07-21 23:04:41 | eラーニング・ベンチャー企業
「自分のアイデアをみんながいいとほめたら、そのアイデアは時代おくれだ」--ポール・ホーケン

その通りだ。それはまちがいない。

そこで、こういう問題がおきる。

時代遅れでないアイデアは、だれもほめない。だれも賛成しない。そのだれも賛成しないアイデアを実現にみちびく方法は?

創業者がトップである企業にとっては、もちろんそれほど難しい問題ではない。だれも賛成しなくても、創業者は、どんどん実現する力と権限をもっている。

そうでない企業の場合、どのようにして、時代遅れでないアイデアの実現の仕組みをつくればよいのだろうか?結局は、トップの問題だろうか。

(ポール・ホーケンの言葉は、パタゴニア創業者の経営論『社員をサーフィンに行かせよう』からの引用です)


自然と生きる神々

2007-07-21 22:19:13 | 読書/新聞/映画など
『神游の庭』(かんあそび の ゆにわ) から

 「天地の運行、自然の推移、四季の移ろい等々、この宇宙の不思議こそ神のなせる技であり、神である」「自然は人の身体に宿り、人は自然のなかに宿る」「だから神の出現を願う」

『それでもあなたの道をゆけ』 から、アメリカ先住民の声

 「大地はあなたに耳をかたむけ、
空と、木々の生い茂った山は、あなたを見つめている。
あなたがそのこと信じるならば、
あなたは、ちゃんと年をとれるようになる。」

『失われた文明インカ』 より

 「岩や洞穴、古木、山、人間的な姿で考えられる神々やその神殿も、ワカというひとつのことばで表現される」「ワカとは、常とは異なった力や存在」

インカの人びとの「ワカ」は、日本の神々の「荒魂」と似ている。

神を信じるわけではないが、自然とともに生きる世界観を人類は失ってはならないと思う。人間中心の思想だけでは、なにか根本的なものを失いそうだ。







力を借りることができるつながり

2007-07-21 17:04:37 | 島の生活
「アンデスの人びとにとって、豊かさとは、

   財産をたくさんもっていることよりも、

力を借りることができる人とのつながりをたくさんもっていること」

インカの研究をしている歴史学者マリア・ロストウォルスキーさん 

「NHKスペシャル  失われた文明インカ」 NHK出版、2007年6月30日刊、1,600円+税

幸せさも、共有できる人とのつながりの数に比例しているかもしれない。

力を借りることができる人とのつながりは、都心よりも八丈島のほうがはるかに多いと感じています。