eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

ホスピタリティ:サービスを超えるもの

2007-07-11 13:07:26 | 読書/新聞/映画など
ホスピタリティーーーサービスをこえるもの。

20世紀はサービスの時代であった。21世紀は、ホスピタリティの時代である。といわれる。

「サービスは誰にでも同じことがなされることを、その至上課題にしている。」「なにをするべきかが前もって設定されており、それがマニュアルどおりに実行される。」

「それに対して、ホスピタリティはひとによって対応がまったく異なっていく。その場で何がおきるかわからない、それに敏速に対応するのがホスピタリティである。」「人の願望、要求、期待は人によって違う。このプライベートさに対応していくのがホスピタリティである。」

「ホスピタリティーーーびっくりするような可能性をもつキーワードである。」

サービスをこえるもの。たしかに、マニュアルにもとづき、だれにでも同じことをするサービスは、工場生産や大量消費の社会の考え方を基本としている。しかし、人々が求めるものは、個別的であり多様だ。

いま、急速にホスピタリティの考え方が広がっている。

山本哲士著「ホスピタリティ原論」文化科学高等研究院出版局、2006年11月10日刊、4,762円+税

なお、
高野登監修「サービスを超える瞬間」かんき出版、2007年7月2日刊、1、200円+税 もよく売れている。

教育についても、考えさせられる。