eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

変化のスピードのちがい

2006-07-19 10:46:44 | 企業研修
トフラーは、最新刊「富の未来」の中で、変化に対応するスピードが、社会的な各セクターによってちがうことを指摘している。

もっとも早く変化に対応しているのが企業。もっとも遅いのが、政治や公共部門や公教育など。教育は、一般的にももっとも変化に立ち遅れている部門のひとつなのだ。

では、もっとも変化がはげしい「企業」のなかの「教育研修」の変化の速度は?企業のなかでも、教育研修は、もっとも立ち遅れているのだろうか。

あるいは、企業のはげしい変化に企業内研修の変化が立ち遅れたときに何が起きるのだろうか。企業内部の分野ごとの変化の速度の違いは、どのような矛盾を引き起こすのだろうか。

変化に対応できない企業は生き残れない。企業活動の根幹で、あるいは、企業のあらゆる活動分野で変化対応が求められている。



みなと感謝祭

2006-07-18 20:53:55 | 島の生活

昨日、家族と友人たち10数名で、みなと感謝祭に行きました。会場は、八丈島の八重根漁港。

 

たいへんな人出でした。ふるまいのおいしい魚をたべ、ビールやジュースなどもいただきながら、あちこちで談笑の輪ができていました。

 そのあと、オッチョガハマでバーベキュー。海の中を仕切ったプールには、たくさんの種類の魚がいっぱい。子どもたちも大喜びでした。


10月からの航空運賃

2006-07-18 17:35:53 | 島の生活
全日空のホームページによれば、

「ANAは、本日2006年7月18日(火)に、2006年10月ご搭乗分の「超割スペシャル」および2006年度下期(2006年10月~2007年3月)ご搭乗分の国内線片道運賃を決定し、国土交通省に届出を行いました。」

羽田・八丈島の片道運賃は、ピーク時18,700円、通常期17,700円と発表されました。

片道運賃の発表だけなので、まだ、詳細はわかりません。

ひろがるサンゴ

2006-07-16 23:03:45 | 島の生活
八丈島の底土海岸で、2日つづけて泳ぎました。東京からやってきた家族とその友人たち10数名で。

まず、海水の温度が高いのにおどろきます。水にはいっている冷たさがまったくない。

サンゴが毎年急速に増えている印象があります。正確に観察する必要がありそうです。八丈島にもさんご礁がうまれはじめるのかもしれない。

いまでも、八丈島のサンゴは十分に注目されてよい美しさです。

今夜は、地元の先生に案内していただき、蛍と光るきのこを見に行きました。季節にはおくれていますが、蛍もいました。光るきのこは、不思議な青白い光を、あちこちで見つけました。

写真は、昨夜食べた果物。すべて八丈島産です。

塩をつくる

2006-07-14 13:29:23 | 島の生活
この週末は、自給自足を塩に拡大しようと計画している。

「塩の世界史」という本も読み始めました。

黒潮でつくる塩は、おいしい。Nacl だけの塩はうまみがない。
八丈島と八丈小島の間を流れる急流をくみ上げようと思う。

どのくらいの量をつくれるかわからないが、まずは、挑戦です。

イーラーニングワールドまで2週間

2006-07-14 13:19:51 | eラーニング市場
7月26日から3日間開催されるイーラーニング・ワールドまで、あと1週間あまりとなりました。

100社以上が出展する大きなイベントです。

デジタル・ナレッジをはじめ、eラーニング業界をになう力のある各社が展示しています。

招待状をご希望の方は、以下のネットラーニングが設置する
イーラーニングワールド特設サイト
からお申し込みください。お送りいたします。

大きな事業機会(トフラー)

2006-07-14 12:21:37 | Netlearning,Inc.
トフラーの待望の新刊「富の未来」が刊行された。世界的なベストセラーであった「未来の衝撃」「第三の波」以来です。

トフラーが、今後の経済で「さまざまな分野に大きな事業機会が生まれる。超農業、神経刺激療法、カスタム・メードの医療、・・・・

新しい形態の教育、・・・などである。」

新しい形態の教育に、大きな事業機会があると指摘している。もちろん、このことは、ドラッカーやビル・ゲイツなど多数の人が指摘してきたことではあるけれども。

複数のビジネスモデル

2006-07-13 12:47:34 | Netlearning,Inc.
ネットラーニングは、企業を主要な対象としてeラーニングによる教育研修を提供しています。

今後、個人向けや教育機関むけなどにもeラーニングサービスのビジネス領域を拡大していくことになりますが、おそらく、対象ごとにビジネスモデルは、まったくちがうものになるでしょう。

文字通り、まったくちがうものになる可能性が強い。

であるだけに、新しいビジネスモデルの構築にむけて、模索がつづきます。Web2.0について、徹底的に考えることにもなります。

eラーニングと担任制チュータ

2006-07-12 09:20:00 | eLearning
ネットラーニングが提供するeラーニングの特徴のひとつは、担任制のチュータがつくコースが多いことです。

チュータの役割は、
1、添削課題の添削指導を行うこと。
2、コース学習内容の質問に回答をすること。
3、学習方法をアドバイスしたり、激励したりしながら学習支援をおこなうこと。

担任制ですから、受講生が学習をはじめるにあたって、お互いの自己紹介からはじまります。

質問に回答しますという仕組みだけをもったコースも他社から販売されていますが、実情はほとんど質問がこないというケースが多いようです。

ネットラーニングの場合、自己紹介があり、添削指導があり、学習と指導の流れの中で質問や回答があるので、よく活用されます。質問についても、単発の質問では旅先で医者にかかるよなもので、医者はこちらのことをなにもわかりません。わたしたちの担任制チュータは、いわば、かかりつけの医者のようなもので、学習の流れや理解度などを知りながら適切な回答をおこないます。

担任制チュータは、修了率にも大きな影響を与えています。一般的に販売されるeラーニングコースの修了率がかなり低いといわれるなかで、90%近い修了率を実現しているのは、担任制のチュータとラーニングセンターの学習支援によるものです。

ところで、受講生は、担任制チュータをどのように評価しているのでしょうか。
対応が丁寧であった         33%
解説がわかりやすかった       25%
質問に対する回答が的確であった 12%
十分にサポートしてくれた      8%
回答が早かった           18%
(情報技術分野のコースを7、000名近く受講いただいたある会社の受講生データ)

eラーニングにおいて、担任制チュータのような人による指導も非常に大切な方向のひとつでしょう。

進化とビジネスモデル

2006-07-11 10:08:26 | eラーニング・ベンチャー企業
生物の進化の過程をみながら、ビジネスモデル構築のヒントをみつけることがあります。

進化は、競争であり、淘汰であり、自己組織化でもある。変化の連続であり、環境への適応があり、ニッチをもとめ、多様であり、バランスがあり、他者との共存が前提となる。

「ザ・サーチ」「Google誕生」など、最近グーグル関係の本を読み、また、インターネット企業の登場や盛衰をみると、各社やグーグルの歴史にも、生物に似た進化のプロセスを感じます。

進化の過程での生物の「発想」の転換や「発想」のひろがりは、おどろくほど、大胆ですね。

いずれにしても、ビジネスモデルを24時間考えつづけていると、いろんなものにヒントをさがそうとしてしまいます。