eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

eラーニングと担任制チュータ

2006-07-12 09:20:00 | eLearning
ネットラーニングが提供するeラーニングの特徴のひとつは、担任制のチュータがつくコースが多いことです。

チュータの役割は、
1、添削課題の添削指導を行うこと。
2、コース学習内容の質問に回答をすること。
3、学習方法をアドバイスしたり、激励したりしながら学習支援をおこなうこと。

担任制ですから、受講生が学習をはじめるにあたって、お互いの自己紹介からはじまります。

質問に回答しますという仕組みだけをもったコースも他社から販売されていますが、実情はほとんど質問がこないというケースが多いようです。

ネットラーニングの場合、自己紹介があり、添削指導があり、学習と指導の流れの中で質問や回答があるので、よく活用されます。質問についても、単発の質問では旅先で医者にかかるよなもので、医者はこちらのことをなにもわかりません。わたしたちの担任制チュータは、いわば、かかりつけの医者のようなもので、学習の流れや理解度などを知りながら適切な回答をおこないます。

担任制チュータは、修了率にも大きな影響を与えています。一般的に販売されるeラーニングコースの修了率がかなり低いといわれるなかで、90%近い修了率を実現しているのは、担任制のチュータとラーニングセンターの学習支援によるものです。

ところで、受講生は、担任制チュータをどのように評価しているのでしょうか。
対応が丁寧であった         33%
解説がわかりやすかった       25%
質問に対する回答が的確であった 12%
十分にサポートしてくれた      8%
回答が早かった           18%
(情報技術分野のコースを7、000名近く受講いただいたある会社の受講生データ)

eラーニングにおいて、担任制チュータのような人による指導も非常に大切な方向のひとつでしょう。