eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

トフラー「富の未来」

2006-07-24 21:05:34 | 読書/新聞/映画など
この本を人に薦めるかどうかは、迷うところです。

農業経済、工業経済、そして、知識経済。富を生産する仕組みがかわり、社会や経済の編成が根本からかわってきた。

いま、工業を基本とする経済の仕組みから、知識の生産と流通を基本とする経済の仕組みに変わろうとしており、社会が複雑化するとともに、社会の各分野で変化の速度が違い、さまざまな矛盾も噴出している。

読むべき本だとは思うが、本質にせまるところが、いま一歩足りない。現象をおいかけ、根幹に肉迫するところが弱い。それに、やはり、アメリカ人だなと感じる部分も多い。

結論としては、この時代に生きて、読むべき本のひとつであろう。この程度の本は読む範囲にいれてほしい。

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2006-07-24 20:20:56 | Netlearning,Inc.
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時代がもとめる教育

2006-07-24 15:42:01 | 読書/新聞/映画など
時代は、どのような教育をもとめているのか。

「教育制度をまともに改革しようとするときに・・・知識の生産と流通を主な基盤とする経済がどのような教育改革を必要としているのかを認識することが、絶対の条件になる」
「いまのマスプロ教育は、経済の現実と歩調があわなくなっており、いまだに暗記と繰り返しを強調する工場型の教え方を続けている」(トフラー「富の未来」)

ビル・ゲイツは、2005年にこう断言した。「アメリカの高校は時代遅れになった。・・・時代遅れというのは、アメリカの高校が、・・・決められた任務を完全に果たしたとしても、子どもたちにいま必要とされることを教えられないからだ。・・・
教育制度の一部に問題や欠陥があるのではない。制度そのものが問題なのだ。」

「制度そのもの」を問うている。根本的な問いだ。

知識経済への劇的な転換と変動の中で、おそらく企業内教育もまた、根本的に問われている。

もっと本を読む

2006-07-23 19:28:13 | 読書/新聞/映画など
象やライオンと人間とどちらが強いか。人間は、牙も爪も腕力もない。早く走って逃げることもできない。

その人間が、いかなる猛獣よりも強いのは、戦い方を知り、武器をつくるからだ。人間は、知恵でかつ。

人間は、大卒なら22歳まで、生まれてからずっと教育期間だ。知力や知識の習得に莫大なエネルギーを使っている。

いまは、社会にでてからの主要な継続学習の方法のひとつは、読書だ。人類の英知は活字になっている。

読書は、基本的には1人ひとりの個人的な営為だ。
もっと読書をすべきだと思う。自分自身への反省だ。もっと、読書に時間をとるべきだ。同時に、もっと考える時間をとるべきだ。

個人の競争も、企業の競争も、結局は、知力や知識力による。

そう遠くない時期に、主要な学ぶ方法はeラーニングとなるだろう。それでも、読書の大切さは変わらないだろう。

本を読む

2006-07-23 00:04:33 | 読書/新聞/映画など
人間は、考える。

知恵の力は、物理的な力をこえる。

物理的な力は有限だが、知恵の力はほとんど無限だ。

知る。学ぶ。考える。知的好奇心。

農業の時代、工業の時代、そして、知的生産の時代。

知る。学ぶ。考える。そのために本を読む。

われわれが生きているこの時代になにが起きているかを知る。どうすべきかを考える。

読書は楽しい。夢中になる。読みたい本が無限にある。

もしもだれかにもっとも大切なことは何かとアドバイスを求められたら、「考える」ことだと答えたい。そのためには、さまざまな体験をして、人と議論をし、本を読む。アクションの中で考える。考え抜いて、行動する。

考え抜いて、行動する。

TOEIC スピーキング/ライティング テスト始まる

2006-07-21 21:08:50 | eLearning
昨日、TOEICは、スピーキングとライティングテストを開始するという発表がありました。

このテストの概要を簡単に紹介します。

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テスト予定日:2007/1/21、2/10、3/11 (以降未定)

回数:年24回 (毎月1回、午前と午後に1回ずつ)

テスト方法:テスト会場のパソコンでインターネットを介して全て実施

申し込みと決済:すべてインターネット申し込み、クレジット決済

受験料:税込み9,975円

テスト内容と問題数概略:

【スピーキング】全部で約20分
●音読問題(全2問)
 中くらいの長さの文章を読み上げる。

●写真描写問題(全1問)
 写真を見て45秒以内にできるだけ細かく写真を説明。

●応答問題(全3問)
 身近な問題についてのインタビューに答える。

●提示された情報に基づく応答問題(全3問)
 文書を見ながら設問に答える。

●解決策を提案する問題(全1問)
 問題提示に対して問題の解決策を提案する。

●意見を述べる問題(全1問)
 出されたテーマについて自分の意見と理由を述べる。

【ライティング】全部で約60分
●写真描写問題(全5問)
 写真に合う文を1つ、与えられた2語を使って作文する。

●Eメール作成問題(全2問)
 それほど長くないEメールを読んで返信メールを書く。

●意見を記述する問題(全1問)
 出されたテーマについて自分の意見と理由等を記述する。
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スピーキングをインターネットで行うの?と思われる方もいるかもしれませんが、パソコンにつながったマイクに音声を録音し、その音声を人が採点するそうです。

その他詳細を知りたい方はTOEICのホームページをご覧ください。


新しい技術の教育とeラーニング

2006-07-20 21:20:59 | eLearning
新しい技術を急速に社会に普及させるときも、eラーニングは威力を発揮します。

新しい技術では、まず、集合教育の講師を確保することがむずかしい。急速に普及させるには、数千、数万のインストラクターが必要であっても、まだどこにもいません。

このような時、すぐれたeラーニングのコースウエアがあれば、多数のインストラクターを養成することもできます。同時に、全国の多数の受講生に学習機会を提供することもできます。

ネットラーニングがいち早く提供した .NET 関係のeラーニングコースも、そのような役割をはたすことができました。

今後も、新しい技術の普及にあたっては、いち早くeラーニングコースを提供してまいります。

学習の多様化とeラーニング

2006-07-20 12:44:15 | eLearning
社会の仕組みが複雑になり、また、知識社会に移行するにつれて、個人にとっても、継続的な学習が必要不可欠になってきました。

その学習内容が、多様化し、高度化しています。

多様化にこたえることができるのも、eラーニングの特徴のひとつです。

専門化したり、学習者が少ない分野の場合、かぎられた地域で受講生を集めて集合教育を準備するのはかなり困難です。eラーニングの場合、ひろく全国から受講生を集めますから、学習者が少ない分野でも講座を開講することができます。

実際、すでに教室型の教育よりもeラーニングのほうが講座も多様化しはじめています。

わたしたちネットラーニングは、これまでに800を超えるコースウエアを制作してまいりましたが、できるだけ早く、年に1,000コース以上を開講できるようにしたいと考えています。
学習の多様化というニーズに積極的にこたえていく予定です。

ロングテールは、ネットビジネスのひとつの特徴です。ロングテールは、ニーズの多様化にネットがこたえることができるということでしょう。

知識は私有財産?

2006-07-19 19:03:22 | eLearning
資金と資本は、同じお金でもまったくちがいます。

資金は消費され、資本は生産活動をとおして利益を生みます。資本は拡大再生産されます。

ところで、知識にも、知的生産活動で活用される知識と、消費活動で活用される知識があります。

知的生産活動で活用される知識は、設備など生産財に匹敵する役割をはたしているといってよいかもしれません。その知識は、人間と不可分であり、人が身につけているものです。会社は人で構成され、人に属する知識は会社の業務に活用されますが、同時に、個人に属するものであることにかわりはありません。

知的能力を会社の業務に活用しそれに応じた報酬をえても、知識は減らないし、あなたの所有物です。

これから、ますます知識が重要な役割をはたしていくとき、個人が自分の知的資産を蓄積することは、お金を蓄積する以上の意味をもってきそうです。お金は、一般的には個人にとって消費のためのものであり、知識は、いくら使っても減少しない生産財でもあります。

学習をとおして知識を蓄積し、学問(科学)を身につけていくなら、個人にいくらでもチャンスがある時代です。富をうみだす基本の仕組みがかわっているのです。意欲がある人間なら、徹底的に学び続けるべきです。

いまは、そのような時代です。知識はお金以上に価値をもつ私有財産といえるかもしれません。使っても使っても減らないあなたの財産です。