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eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

『キンドルの衝撃』

2010-03-03 20:19:27 | 読書/新聞/映画など
アマゾンの読書端末「キンドル」は、2009年だけでも200万台を売ったと推定されています。

読書端末というところにまず焦点をあててみますと、2007年11月のキンドルの登場は、衝撃的だったといえます。11月19日の発売当日、5時間半ですべての在庫が売り切れたといわれる反響でした。アマゾンは、2004年にそのためのベンチャー企業をたちあげ、満を持した発売です。

今年のアマゾンのキンドル関係の売り上げは、急上昇して14億ドルに達すると予想されています。

キンドルの特徴は、自動的にネットワークに接続されていることです。しかも、その接続料は、利用者にはかからない。本の購読料に含まれているかたちです。世界100カ国で販売され、扱われている電子書籍は39万点にもなる。

おって、09年10月には、米国最大の書店チェーン=バーンズ・アンド・ノーブルが、NOOK(ヌック)とよばれるキンドル対抗機を発表しました。米国では、さらに、ソニーのリーダーのほかiRexも読書端末を発売しています。

また、2010年4月には、ベンチャー企業がQueを発売する。メディア大手のハーストが支援するスキッフというベンチャー企業も注目のカラー読書端末を用意している。

さらに、アップルのiPadの登場です。

この数年で、読書端末の爆発的な普及は、まちがいないでしょう。

この本の著者は、米国在住の日本人ジャーナリストです。残念ながら、内容が新聞雑誌にかたよって、書籍についての記述がほとんどありません。また、グーグルの動きなども、なにも触れられていない。

石川幸憲『キンドルの衝撃』(毎日新聞社、2010年1月30日、1500円+税)

つづけて、前川塁の『紙の本が亡びるとき?』を読み始めています。こちらは、書籍が中心にのべられています。








年間200万人受講のネットラーニング

2010-03-03 10:00:26 | eラーニング市場
既報のとおり、ネットラーニングののべ受講生は、2010年2月15日に500万人をこえました。

2009年2月20日に300万人をこえているので、1年で200万人以上に受講していただいたことになります。

これまでずっと、毎年50%程度受講生がふえてきています。したがって、来年2月までに、あらたに300万人の方に受講いただくと予想されます。

のべ受講生が1,000万人をこえるのも間近です。

eラーニング市場は、多様化しながら順調に拡大しています。かりに、受講生ベースでネットラーニングのシェアが20%程度と推定しますと、今年度日本の企業研修で、年間1,000万人がeラーニングを活用していただいていることになります。