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ゼレンスキーサミットなのか広島G7

2023-05-21 09:50:01 | 国際・政治

広島で行われているG7に突如、ウクライナのゼレンスキー大統領が登場したってんで、

なにやら世紀の英雄を迎えたかのような大歓迎ぶりで、ホスト国の日本もどこへやら、

完全にサミットの場をゼレンスキーが掻っ攫ったのかのよう。

 

そんでまあナニしに来たのかというと、ロシアとの戦争のために武器支援等の会談なんだとか。

アメリカさんなんかは早速、F16戦闘機の供与を容認なんですとさ。

いったいゼレンスキーは、戦争を続けるために日本にやってきたってワケです。

そんでソレを迎えるG7もG7で、支援はまだしも戦争拡大に手を貸すばかりみたいで、 停戦の提案くらいしないのでしょうか。

 

なーにが広島ビジョンでしょうか。

原爆資料館を視察したなんてカタチだけ取り繕って、平和どころか戦争拡大のサミットじゃ、あーりませんか。

だいたいですよ、その原爆資料館視察も報道陣には完全非公開で、ほんとに視察したのか?と疑われてさえいます。

 

 G7史上初なのに完全非公開 原爆資料館での首脳たちを見せない「中途半端さ」の裏側

 

 先進7カ国(G7)首脳が19日、史上初めてそろって被爆地・広島を訪問し、原爆資料館を視察した。

 ただ、視察の様子は完全非公開で、日本政府はメディアの館内取材を認めず、首脳らが見た展示品の詳細を明らかにしない姿勢に徹した。

 核兵器保有国の米英仏に対する配慮が際立った。

 

 「G7首脳に被爆の実相を見てもらう」。岸田文雄首相は昨年に広島でのサミット開催を決定して以降、何度も繰り返してきた。

 脳裏には7年前の経験がある。当時のオバマ米大統領が現職大統領として広島を初訪問した際、外相として案内役を務めたのが首相。

 原爆を投下した側の大統領が被爆地で演説し「核兵器なき世界」の追求を訴え、被爆者と抱擁した歴史的な出来事だった。

 だが、原爆資料館の滞在は入り口のある東館の玄関ロビーでの10分間にとどまり、館側が用意した折り鶴など数点の収蔵品を見ただけだった。

 広島サミットでは、視察のテーマにずばり「被爆の実相」を掲げ、犠牲者の写真や遺品などが並び、

 それを最も感じられる本館での展示品を見てもらうことが必要だと考えていた。

 

 だが、各国との調整は難航。外務省関係者によると、米国とフランスが特に慎重だったという。

 フランスは1月、核兵器を「防衛の要」と位置付けた中期国防計画の骨格を発表。

 マクロン大統領は「抑止力がこれほど必要と思われたことは、かつてない」と核抑止への傾倒を強めている。

 広島で核兵器がもたらす「負」の側面に焦点が当たりすぎると、

 抑止力を強める立場と矛盾するとの論理が働いていると日本政府関係者はみる。

 

 米国の場合、「戦争終結のために原爆投下は必要だった」との国内世論が根強いことが影響しているという。

 バイデン大統領が資料館をじっくり視察すれば、国内で反省していると受け取られて批判を浴びる可能性があり、

 日本の外務省幹部は「米側は見学の様子は見せたくない。センシティブな問題だ」と漏らす。

 ぎりぎりの調整で、日本政府としてG7首脳が館内をどう回り、本館に足を運んだのかも明らかにしない対応に行き着いた。

 滞在はオバマ氏より長い40分間だったが、首相は19日夜も記者団に詳しい内容を説明せず

 「準備の過程で非公開にすることになった」と話した。

 館内でのG7首脳と被爆者の面会も非公開で、被爆の実相に触れてもらったとしても発信は抑制的になった。

 上智大学の前嶋和弘教授(米国政治外交)は取材に「G7首脳が訪問したのはすごいことだと思うが、

 本館に行ったかどうかを含めて公開していいはず。核なき世界を訴える機会としては残念だった」と指摘。

 「核廃絶がG7の優先順位のトップに行かない難しさが、今回の中途半端さにつながった」と分析している。

 (以下略)

 

 

なんと原爆資料館を見てもらうのに調整が必要とか、なんという腰砕け。

まあそういうモノなのかもしれませんが、ホスト国としてはなんとも情けない。

上の記事にもあるように、アメリカでは原爆を2発落としたからこそ終戦したとの認識はあるみたいで、

広島に原爆を落とした爆撃機エノラ・ゲイなんかは英雄扱いで航空博物館に展示されてるワケですからね。

 

日本は明らかに原爆の被害に遭っていると言えますが、他国からしてみれば敗戦国で当時の敵。

被害者ぶって資料見てくれと言うのも、まぁ癪に触ることではあるかもしれません。

 

そんなカンジで原爆資料館視察は日本政府の独りよがりのパフォーマンスでしかなかったのかもしれません。

視察には40分を要したらしいですがホント、ナニをしたのでしょうね。

こんなことで核廃絶に向けて、なんて言う一方で、核の傘も大事って言うのですからね。

 

さてソレよりゼレンスキーです。

まるで唐突に広島にやって来たように見せてますが、もちろん演出です。 初めから仕組まれていたコトの筈です。

だって突然やって来て、予定が詰まりまくっているサミットを掻き回すなんて、 いくらなんでもできるワケがありません。

 

アメリカさんがF16提供するよっていうのもロシアに対抗してウクライナを支援する、 つまり戦争を拡大させるという意思表示に、広島サミットの舞台が利用されてるんです。

同様にきっと、ゼレンスキーもアメリカさんに利用されているのでしょうね。

アメリカの代理戦争の象徴なのですよ。ソレで今回のサミット登場となったのです。

 

こういう立場をゼレンスキーは本音ではどの程度受け入れているのかわかりませんが、 アメリカさんに振り付けされた悲劇の主人公を演じてはいるのでしょう。

そういった意味ではウクライナも別の意味で不憫だなあと。

そんなこんなで、G7首脳の原爆資料館視察が目玉かのような広島サミットも、 結局はウクライナを出汁にした戦争拡大支援の場となったかのようです。

 

ロシアや中国と対峙するのだーってな大義名分を大衆も受け入れてしまうのでしょう。

日本もそのうち、ウクライナのような立場・・代理戦争を実行する側になるかもしれんと改めて思うのであります。

 

敵基地攻撃能力とか、軍備増強、防衛費増額とか、そうでしょ?

ソレを歓迎する国民もソレなりに多くいるみたいですし、もはや既定路線なのかもしれません。

 

 

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