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ウソが平気な時代は平成で最後にしよう

2019-01-07 22:17:53 | ニュース
平成最後のお正月!
みなさん、いかがお過ごしになりましたでしょうか。

しかしアレですね、西暦しか使わないし平成なんて何年かもわからないから、
元号なんかイラネ!と、普段は言うくせに、

 「平成最後の〜」

 「昭和な〜」

とか、やたら使うの好きですよねえ。
10年・20年くらいのスパンのアバウトな時代感を表すのに便利なのでしょうか。


元号といえば定番のビジネスソフト・マイクロソフトExcel2010でバグがあり、
アプリケーションが異常終了して全く使えない状態になってしまう事態が発生して、
新年早々大わらわとなった職場も多いのではないでしょうか。

なんでも、元号に関するアップデートがよろしくなかったようで、
事態の解決には該当のアップデータをアンインストールしないといけなかったそうです。

パソコン関連でいうと昔は2000年問題なんていうのがありまして、
西暦が2000年を迎えるとシステムの大トラブルがあるのではないかと、
危機感を募らせていた時代がありましたが、さて元号が切り替わると
今回のExcelのようなトラブルが発生してしまうのでしょうか。


さて新春恒例となっている、宝島社の新聞広告なんですが、
今年は「ウソ」をテーマにしたという広告が話題です。


 「嘘に慣れるな、嘘を止めろ、今年、嘘をやっつけろ」宝島社の広告に反響


まずはコチラ、7日の読売新聞と日刊ゲンダイに掲載された、「敵は、嘘。」


 

 いろんな人がいろいろな嘘をついている。
 子供の頃から「嘘をつくな」と言われてきたのに嘘をついている。
 陰謀も隠蔽も改ざんも粉飾も、つまりは嘘。
 世界中にこれほど嘘が蔓延した時代があっただろうか。
 いい年した大人が嘘をつき、謝罪して、居直って恥ずかしくないのか。
 この負の連鎖はきっと私たちをとんでもない場所へ連れてゆく。
 嘘に慣れるな、嘘を止めろ、今年、嘘をやっつけろ。



そしてコチラは朝日新聞に掲載された、「嘘つきは、戦争の始まり。」


 

 「イラクが油田の油を海に流した」
 その証拠とされ、湾岸戦争本格化のきっかけとなった一枚の写真。
 しかしその真偽はいまだ定かではない。
 ポーランド侵攻もトンキン湾事件も、嘘から始まったと言われている。
 陰謀も隠蔽も暗殺も、つまりは、嘘。
 そして今、多くの指導者が平然と嘘をついている。
 この負の連鎖はきっと私たちをとんでもない場所へ連れてゆく。
 今、人類が戦うべき相手は、原発よりウイルスより温暖化より、嘘である。
 嘘に慣れるな、嘘を止めろ、今年、嘘をやっつけろ。


どちらもメッセージは嘘を許すな、というもの。

当たり前っちゃ当たり前のことなんですが、どうにも大人から社会からメディアから、
嘘を容認しちゃってる風潮に切り込んだカタチです。

広告のコピーから、ウソの発言の主は誰なのか、その事案はなんだったのか、
自ずとうかがい知れようというものでしょう。

だとすれば、よく読売新聞が掲載してくれたなと、思うところですが。


宝島社は今回の企業広告についてこう述べています。


 今回の企業広告のテーマは「嘘」です。
 「敵は、嘘。」「嘘つきは、戦争の始まり。」をメインコピーに、
 2つのビジュアルを使用しました。
 連日メディアを賑わしている隠蔽、陰謀、収賄、改ざんの事件など、
 気がつくと、世界中に嘘が蔓延しています。
 それを伝えるニュースでさえ、フェイクニュースが飛び交い、
 何が真実なのか見えにくい時代になってしまいました。
 人々は、次から次に出てくる嘘に慣れてしまい、怒ることを忘れているようにも見えます。
 嘘が蔓延している今の世界に対して、嘘についてあらためて考え、
 そして、嘘に立ち向かってほしい、そんな思いをこめて制作しました。


そうなんです。
大人がウソを見過ごしすぎて、社会がウソに慣れてしまっているんです。

ウソを許すなという当たり前のメッセージが話題になるというのは、
ウソがまかり通っている現代の風潮が背景にあることはもちろん、
つまりはこういう事態に気付いていながらウソを見過ごし結果的に容認している後ろめたさ、
みたいなモノに、大人達が気付かされたから、ということではないでしょうか。

そして、こうした当たり前のことをわざわざメッセージしなきゃいけない事態とは、
ここまで日本という国は落ちぶれたのだ、ということを示しています。
コレがどれだけの危機なのかを大人達はどう考え、態度を変えていけるでしょうかね。


ホントによくもまあここ2,3年というもの、特に大マスコミは、
アベちゃんはじめ政府や役人のウソとわかっているウソを批判しないできたモノですよ。

知らんぷりしたり覚えてないと言ったり逃げたり居直ったりすれば、
ウソは許されるんだという、そんな風潮になっちゃいましたよ、この社会は。

政府や役人から始まって大人や企業、そして今度は子供にまで伝播しますよ、この風潮は。
そうなる前に止めなければいけないのです。


アベちゃんはつい最近も辺野古の米軍基地建設の埋め立て工事に関連して、
土砂投入にあたっては珊瑚や希少生物を移動させた上で行っていると、
まぁすぐウソとわかる凄い発言をしたようなんですがね。

コレがNHKのテレビ討論だったらしいんですが、
アベちゃんもNHKだと安心してウソでもなんでも言えちゃうんですね。

いや、ウソとは限りませんけどね、ホントに珊瑚や希少生物を
どこかに移動させながら工事しているのかもしれませんからね?
どうなんでしょうか?

しかし、政府の人間はこのアベちゃん発言でまた、どうウソを取り繕うべきかと、
頭を悩ませ、いや、無駄に働かせているところなんじゃないでしょうか。

ソレにしても、息を吐くようにウソをつくってのは、
こういうことを言うんだなと、改めて思い知らされましたですね、いやはや。


もう、ウソを見過ごすなんて風潮は、終わりにしないといけないんですよ、mjd。

 
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