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2015年末の愚痴

2015-12-31 10:42:35 | 日記
もうすぐ2015年も終わりですね。
間もなく新年を迎えようと言うのに、ベルギーだのトルコだの世界各地では、
年末年始の行事でのテロ警戒と物騒な事態になっているようです。

まあこれも、一部の支配層・権力者による、
自分たちは攻撃されているとのプロパガンダなのかもしれませんがね。
逆に自分たちの武力行使を正当化するための。


ということで、振り返ればなんとも血生臭くきな臭いことの多い一年でした。
ひょっとして歴史の大きな転換点になるのかもしれません。

その最たるものは、なんと言っても安保関連法案です。
集団的自衛権行使容認を解釈改憲で認めさせてしまいました。
違憲であるのに、容認してしまったのです。

自分は集団的自衛権に必ずしも全否定ではありませんが、憲法違反はいけません。
しかしそれを、国民レベルで結果的に認めることになってしまったことについては、
愕然とするしかありません。いったいどこが法治国家なのでしょうか。


しかもまあ、政府与党の説明といったら、法と国民を愚弄するかのような、
酷いものだらけだったのですがね、よく国民は見過ごしましたね。


 憲法破壊の犯罪者たちを忘れるな! 安倍政権「安保法制」デタラメ・詭弁ランキング(前編)10位~6位

 こいつらが民主主義を殺した! 安倍政権「安保法制」デタラメ・詭弁ランキング(前編)5位~1位


こうして憲法をないがしろにしたまま政策が進められてしまうことを
いったん容認してしまうと、必ずその次が起きるのものです。

そうした事態が来意年以降に待ち受けている気がしてなりません。
つまり、民主国家の皮をかぶった独裁国家・夜警国家へと進むのではという。

日本国民の多数には、そうした危機感がないのでしょうか。
中国や北朝鮮、イスラム過激派などの脅威とやらで目を雲らされているのでしょうか、
それとも、こうした時代だからこそと理解・支持しているのでしょうか。


世論を誘導するのに政権に批判的な言論は圧殺するという、
大マスコミの言論弾圧といった事態が見られます。

この年末はやれ日経平均株価が1年で1500円も伸びたとか、
やれアメリカから仲良くしろと迫られた従軍慰安婦問題が解決したとか、
政権の実績を強調するかのような提灯報道が続いておりまして、
アベちゃんねるNHKではこんな自民党広報番組が放映されたようですね。
自分は見てませんが。


 証言ドキュメント 永田町・権力の興亡 “安倍一強” 実像に迫る


こんな政権翼賛番組が垂れ流される一方でテレビ朝日の報道ステーション・古館氏や
TBSのNEWS23・岸井氏の来年3月末での降板決定が報じられました。

別に来年3月の降板なんてこのタイミングで明らかにすることもなかろうと思いますが、
これは何らかの、おそらくは政権と局側で取り決めたかのような圧力を感じます。

NEWS23は産休の膳場アナも降板というデマ報道があったりで、
報道ステーションとともにアベちゃん政権の目の敵にされていたワケですが、
もう今年のうちにそうした番組を潰すことにケリをつけておきたかったのでしょうか。

そしてそうした圧力にメディア側が屈したと、いうことでしょうか。
メディアは権力を監視するどころか、権力と一体のプロパガンダ機関の様相が、
より一層強固になったワケです。

よく、この2番組を批判する声に、偏向報道だってのがありますが、
政権べったりの報道だって偏向じゃないですかね。
違った見方や意見は圧殺してしまえ、との、どこが民主主義なんでしょう。


早速、大マスコミの世論調査(笑)では、そんなアベちゃん政権の支持率が
40%台後半とかになったとのことで、ま、よございましたな。

しかしまあ、こんなボンボンでわがままで知能・知性が低くて不勉強で嘘つきで
感情的で幼稚で下品で傲慢不遜チンピラまがいの独裁的な裸の王様がトップにいる国って、、
なあんだ、すぐお隣にもありましたね、、
日本だけじゃないんだ、良かった良かった。


そんな、アベちゃん支持・右寄りの方々が日頃目の敵にしているお隣の国の状況と、
報道レベルに関しては同等かそれ以上に酷いものになってるんじゃないでしょうかねえ。

それとも、反対言論を抹殺したこれくらいの状況だからこそ、
我が国が優れている、とでも言うのでしょうか。


まあとにかく、日本国民はよくこんな政権を許してきたものです。
そしてこれからも、提灯報道を続ける大マスコミにも疑問もナニも抱くことなく、
大テレビや大新聞の言うことを信じていくのでしょう。

国民の多数がそれを容認するなら、それも日本というとこになりましょうが、
ナニか大事なものが蔑ろにされてはいないのだろうかとせめて気づき始める、
来年こそはそうなって欲しいと願うところであります。
 
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