今年も後２日、明日はとうとう大晦日かぁ。
ニュージャージーの３０日朝は、寒いながらも風もなく、穏やか。
雪が積もると必死に食べ物探しをしないといけないリス達も、のんびりモード。
トビ男君が見る見る間に歩けなくなってからのこの２ケ月、日々直面する新たな問題を対処するのに精いっぱいで、はっきり言ってどうやって毎日過ごしたのかわからない２ケ月間だったなぁ。
自分としてはカラ元気を出して明るくしているつもりでも、明るい人や話題や楽しそうな集まりをどうしても気持ち的に避けてしまう、全くもってワタシらしくない傾向で、何度も自己嫌悪に。
暗くなりがちな日常を盛り上げる為に、気持ちを奮い立たせて出したクリスマスツリーも、今日やっと片付け出来た。
毎年飾りの箱達を開けるたびに、”今年も皆無事でクリスマスを迎えることが出来たな～。感謝。”としみじみ嬉しい気持ちになっていたのに、今年は本当に複雑な思いで飾り付けしたっけ。
今日はドリ兄ぃと二人で、「来年の今頃トビーは居るかなぁ。居たら良いねぇ。案外居たりしてね。」なんて話しながら片付けた。
昨日今日と当のハスキーさんが不在なので、日系スーパーに簡単なお正月料理の材料を買いに行ったり、掃除をしたり。
ハスキーさんが戻って来るまでに大量のバスタオルや布団を洗っておかないといけないし（すでに洗濯機今日で５回目フル回転。）、療養生活の匂いが沁みついた地下部屋カーペットをスチーム掃除機で綺麗にしたりと、やる事一杯あって、焦るわ。
今週は（も？）美味しい低糖質おやつが沢山あるから、癒しのおやつタイムも充実よ♪
焼いてから余裕がなくて３日間放置していた抹茶チーズケーキ。
和風のチーズケーキはホッとするねぇ♪
あと、まだ写真撮っていないけれど、昨日寝る前にオート麦ファイバーの小豆入り蒸しケーキも１２個作った♪
新年が近づくと和風よりのおやつモードに入るのだろうか？
それからクリスマス前に焼いたナッツと低糖質チョコのしっとりどっしり焼き菓子。
これ１６当分にしたから、毎日２切れとか食べても長い間持ってくれて重宝した♪
中にはマカデミアナッツ、クルミ、アーモンドの３種類のナッツと砕いたダークチョコを沢山入れて、上は無糖チョコ・エリスリトール・バターを混ぜたものをタララ～♪
寒い時ってこういうどっしりナッツタイプのケーキが無性に食べたくなる。
美味しかった♪
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それで年末も押し迫った時に、ハスキーさんは一体どうして不在なのかというと、昨日入院しまして手術したアル。
後ろ足が弱りだしたのをきっかけに、次から次へと問題が続いたトビ男君。
腫瘍問題が発覚してからは、手術をせずに静かに家で看取る。。。って方向だったけれど、そうも言っていられない状況に。
脾臓の腫瘍は一つではなく複数、すでに穴が開いてきしみ始めており、出血が始まっている状態。
いつ破裂してショック状態に陥るかも分からない爆弾抱えた毎日は私達家族の心をどんどん弱まらせていくし、第一万が一にも腫瘍が良性だった場合（確率１０－２０％だけれど）、破裂させてしまったら助かるはずの命だったトビ男君を死なせてしまう事になる。。
手術が受けられる体力が戻るように、この１週間程食事も劇的に変えたりしてとにかく体力作りに必死になった甲斐あったのか、それともトビ男君の生きたい気持ちがハンパないのか。。。。。
水曜日手術をすべきかどうかの最終判断をするべく、腫瘍専門医と面会。
最初のカルテから目を通していたドクターは、自分で立って歩き回るトビ男君を見て、大した回復ぶりだと感心してくれて、見た印象次第で手術を勧めるかどうか考えていたけれど、これなら大丈夫とゴーサインを出してくれた。
麻酔をかけることによって、せっかく回復しかけている神経系統にダメージを与え再び歩けなくなる可能性も今までに何度も複数のドクターから言われたけれど、ドリ兄ぃもケンも手術するという事で意見一致。
腫瘍専門医のドクターＤr.Brennも、たとえ麻酔の影響を受けても、短期間にこれだけ回復したトビーなら、また回復する見込みがとても高い。本来なら自分が手術前後のサポートだけれど（執刀専門医はとても有名な先生を手配してくれていた）、トビーのケースは特別だから腫瘍専門家のチーフドクターにメインを担当してくれるよう今から頼みに行くと言ってくれた。
トビ男君、君は幸せものだねぇ。
翌朝木曜日の７時、猫達総出の見送りを受けて、手術入院の為に病院到着。
前の週の土曜日にも担架ではなく自分の脚で歩いて入ったけれど、今回も力強く歩いて登場。
入院手続きのロビーには７時だっていうのに、同じようなワンちゃんと飼い主さんが一杯！
さすが有名な総合病院だけあるねぇ。
別れる直前のトビ男君。
シニアになって病気で弱っているとはいえ、周りの人達から ”ハスキーだ！格好いいね～！”と言ってもらえたよ（涙）。
午後４時。
これからオペに入りますという連絡を受ける。腫瘍専門医のチーフドクタークリスティン（ラストネーム思い出せない）から。引き受けてくれたんだね。感謝。
６時。摘出手術は無事終わったという報告。
問題は麻酔から目覚めるか。立てるかという事。
そして今日金曜日朝。
目覚めていて、血圧等安定していないけれど午後には改善すると思うから、ご飯を持って面会に来ても良いというのでドリ兄ぃと一緒に。
てっきり眠っているケージの所に行くのかと思ったら、診察室の一つに通されて、テケテケ歩いてトビ男君登場！
立ってる！ 歩いてる～！
手術の翌日でかな～りやつれているけれど、元気でチキンもガツガツ食べてボーンブロスも飲んだ。
トビ男君、がんばった。
ほんと、がんばった。
まだまだ難問山積だけれど、とりあえずショック死の爆弾処理はクリア。
トビ男君は安定すれば明日３１日に家に戻れる予定。
クリスマスイブも皆で病院に行って、なんちゅーイブだろうね！とブツブツ言ったもんだけれど、大晦日までも主役になろうとするハスキーさん。
今年最後の２ケ月は本当に辛かったけれど、”終わり良ければ総て良し”の２０１６年フィニッシュが迎えらえるかな？
たのむよ、トビ男君。どうか今年中に、
帰って来いよ～♪、帰って来いよぉ～♪ 帰って来ぉ～いよぉぉぉぉ～♪
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おまけ。 トビ男君とナイルたんの絆。
トビ男君のＮｏ．１ファンであり、見守り隊長であるナイルたん。
本当にしょっちゅうトビ男君のお布団の周りで見守ってくれている。
これはトビーと遊ぼっ！にも載せた数日前の写真だけれど、手術前夜の火曜日夜中も３時くらいまで私と一緒にずっとトビ男君に激励パワーを送ってくれたよ。
お尻とお尻をくっつけて、凛々しい顔でニャンパワー送電中。
でもいつもすぐ眠たくなるのか、トローンとした目つきになり、横になり始め。。。
（トビ男君のお腹は超音波検査の際に剃られまして、つるんと毛無しになっております。）
おネンネ。
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明日無事にトビ男君が帰宅したらもう一度更新するかもしれないけれど、時間的に無理かなぁ。
今年もウダらウダらとアニマルズと家族の日常を綴るばかりで終わりつつあるこのブログに訪問して下さった皆様、有難うございました。
どうぞ良いお年をお迎えください。
なみ太郎
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