ハッピーサンクスギビングデー♪

今日はアメリカ人にとって最も大切なホリデーの一つ、サンクスギビングの感謝祭の日。

アメリカ大陸に渡ってきた移民達が、先住民インディアンの助けを得てやっと食べ物らしい農作物を収穫出来た事を祝った最初の感謝祭。
それからず～っと今に至るまで続く、まさにアメリカの歴史のルーツを祝うホリデー。

５人きょうだいのおっちゃまの家族は大家族。
今回集まるロングアイランドの義姉のところへ持っていくデザートにチーズケーキを２個焼こうと思っていたのに、昨夜具合が悪くなってしまって予定狂いまくり。

午後にうっかり食べたアイスクリーム、夜になって胃酸過多になり七転八倒する羽目に（そう、あの例のコーヒー味の。。。）。
日本では牛乳をいくら飲んでも大丈夫なのに、アメリカでは乳製品を口にするとものすごく胃が痛くなる。

とうとう夜ご飯も作れなくなり、帰ってきて「夜ご飯がない！」と唖然とするおっちゃまにそのまま韓国中華料理をお持ち帰りするべく出かけてもらう。

韓国中華料理って食べた事あるかしら？
中国から入ってきた料理がこうも変身するものかと、驚いてしまうようなメニューがたくさんなんだけど、２大人気メニューがこれ。



ちゃんぽん。

なぜ中華でちゃんぽん？　第一“ちゃんぽん”って日本語じゃなかったの？　と思うけど、この真っ赤なちゃんぽん、料理のシメに必ず注文される人気もの。

そしてジャジャンミョン。



中国のじゃじゃん麺がかな～り変化を遂げたもの。
もうこれ抜きに韓国中華は語れないでしょう。
機会があったらぜひお試しあれ。
レストランでは、この２大人気メニューのどちらにするか悩んで決められない人用に（ドリがいつもそれ）、大皿の真ん中が区切られた“どちらも食べたいあなた用”の特別皿に入った便利メニューもあります。

家族が喜んでテイクアウトの品を食べている中、私はあまりの胃痛で意識が飛んだらしく、夜中２時ごろソファでお目覚め。

という事でデザートの品は作れず、今朝ガトーベーカリーに行ってチョコレートケーキを買ってきてしまった。

その代わり子供達の大好きな海老フライをじゅーじゅー揚げた。

これ２杯分。



子供の多い大家族なので、いつもあっという間になくなる。
ソースはタルタルソースとケチャップベースのもの２種。




どちらも私が子供の頃から慣れ親しんだ、母のソース。
特にケチャップベースのソースはケンもドリも「このおばあちゃんのソース、本当においしいね！」とお気に入り。

義姉は料理があまり得意じゃないけど、あとの家族は皆プロの料理人なので、きっと今日も大ごちそうが並ぶ事でしょう。

私は色々事情があって行かない。
長年人間やってると色々あります。
今はこうするしかない。

トビ男と一緒におうちでお留守番。

「かあちゃん、おいらがいるから寂しくないよ。元気出して。」
とず～っとぴったり寄り添ってくれる。




でもやたらとおやつが入っている戸棚の前に張り付くのはやめてくんないかな

というわけで、皆が出払った我が家ではターキーは１日遅れて明日焼きます。

ハッピーサンクスギビング！

お菓子教室体験記＆久々の対外試合

テニス仲間のＭさんの紹介で１日お菓子教室に行って来た。

お菓子とパンのお店「パリジェンヌ」のパテシェＫ氏が毎回２種類のお菓子作りをデモンストレーション＆説明してくれ、その場で試食後お持ち帰りまで頂けるという至れり尽くせりの教室。

実習形式じゃないので物足りないとは思ったものの、プロの技を実際に見るのはお菓子作り上達の近道と聞いたので初参加。

行って良かった！
すごく為になった。

今回はブルーベリーシフォンケーキとムース・オ・マロンの２種類。

ブルーべリーフィリングを煮詰めて、冷まして、その間にクリームを泡立てて、と奥様をアシスタントに信じられない速さで進行。
ケーキを焼いている間に大量のマロンムースをどんどん容器に完成させていく手際の良さはさすがプロ。
毎日店頭に出すケーキを焼いているだけあるなぁ。

作業しながらも、ハンドミキサー、スタンドミキサー、手で泡立てる事の違いや、使うフルーツによって微妙に水分や温度、下に引く天板の数を調整する事の大切さを説明してくれ、もうメモ取るのに忙しいったらない。
第一最初に配られたプリントには材料しか書かれてなく、作り方とかなんにものっていないし。。。

でも１０個分の卵白を泡だて器であっという間にしっかりしたメレンゲに仕立てながら、「何を使うにしても最後は必ず手で泡だて器を使ってキメを整えてあげてください。　手で作るメレンゲに勝るものはないですから。」と言うＫ氏はケーキ作りに対する並々ならぬ思いが感じられて、印象に残った。

お持ち帰り用に焼かれた長方形のシフォンケーキ。



ホイップクリームの塗り方が異常に下手なのは、私の技量もあるんだけど、室内の温度がすごく高く、クリームがダレてきて塗りにくかったのも原因ですからっ！

しかしそれにしても下手だなぁ。

試食用には奥様が紅茶を淹れてくれ、おいしく頂いてしまった。



さっそく来週作って練習しようっと。

来月はクリスマス関連のケーキを考えときますから、と素朴で温和そうなＫ氏。
楽しみです～！

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金曜日は久々にクラブ対抗リーグに出た。

ますみさんと組んでポジション２．

もうますみさんと組むと本当にプレーし易い！
上が強い、バックが強い、ベーラインで打ってからネットに上がるまでがメッチャ早いので、すごい確率でポイントが決まる、ともう安心していられる。

サーブを変えている最中なのですごく不安だったけど、途中からスピードが出ないながらも安定してきて、とりあえずサービス落とさずに済んだ。良かった。

１セット目６－１でゲット。
２セット目は反撃に来るだろうと予測したけど、途中からやたら諦めモードでラッキーにも６－１で快勝出来た。

今度はもっと強いペアと当たっても二人でどのくらいまで通用するのか、がんばってみたいなぁ、と思ってしまう程頼りになるパートナーでした♪

次組んだら宜しくね。　独り言減らしますから～
久々に良い汗かいた！

さ、寒い。。。

美しき紅葉も終わり、近辺は枯れ葉だらけ。
我が家の庭も枯れ葉に埋もれて芝生が見えない。

寒いんですけど。。。
え～っとただいまの温度はマイナス3.6度。
急に寒くなって、トビ男の散歩に行くのも超億劫。
朝はまだ良いけど、夕方はすぐ暗くなるのでサボってしまう事も。　トビ男君許せ、寒すぎるのよ。

それでも昨日はどっぷり日が暮れた中、枯れ葉を踏んでカサコソ言わせながら一緒に散歩。
暗いね～なんて言ってたら、突然トビ男が「キャン！」
暗い中、黒～い大きな枝が落ちてて踏んだらしい。
なんか生き物と思ったのか、踏んで痛かったのかしらないけど、毛逆立ててるし、大きい図体して、“キャン！”とは何事ですかっ！


久しぶりにチョプチェが食べたくなって、珍しく丁寧に作った。



混ぜ合わせるまでの段取りが面倒なんだけど、全部別々に火を通して味付けしたら(そうするのが普通なんだけど、いつも面倒で一緒に炒めたりする）、とてもおいしく出来た。

ご飯時に気付いた皆に褒められた。
家族って以外に味の変化に敏感なのね。

秋冬はきのこ類や根ものがとてもおいしい

大好きなキングオイスターマッシュルーム(日本名はエリンギ？）の炒め浸しサラダ。



にんにくと炒めて、ダシ醤油＆シャンペンビネガー等の漬け汁につけておけば、サラダと混ぜたりパンの上にのっけたり、いつでも使えて保存も利くので便利。
炒めすぎるとくた～っとなるのでご注意。

ごぼうと他野菜の茹でサラダ。



マヨネーズと醤油がベースのサラダドレッシングは以外にもごぼうに良く合うので、お気に入り。

２日前に大失敗した金時豆入り抹茶パン。
どうも最後の方酔っ払って、焼成時間のセットを間違ったらしく、焼きすぎてカチカチになったものが完成。
貴重な金時豆を無駄にしてしまったのと食べれなかったショックで再度挑戦。


今度は温度も調整しておいしく出来た。



ドリとおっちゃまが夜のうちに半分食べた。
夜ご飯の後にパンをデザートにするのはいかんよ。

ささみジャーキーが着いたよ！

毎回実家からの宅配便が届く度に、喜んで走ってきて“早く開けろ”と催促、自分用におやつがはいっていないか期待するトビ男。

母が何度かワンちゃん用ささみジャーキーを入れてくれたので、すっかり記憶し、毎回ダンボール箱に頭を突っ込んで確認する始末。

今年に入ってからはいつも空振りで激しく落胆していたけど、とうとうやりましたね、トビ男君！

大量の“ささみジャーキー”に加えて、“ゴン太のほねっこ”まで入っていて大興奮。


ささみジャーキーを前に無常にも“待て”を言い渡されるトビ男。



もう、目つきが怖いです。凝視してます。

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腕がものすごくだるいというか筋肉痛。

今日もTenafly ラケットクラブのサブに行って来た。
１時間半、ストローク、ストローク、ストロークのポイントアウト。
半面ストレート対決、クロスコート対決では結構ポイントが取れたのに、最後のコート全面対決ではどうしてもルルに勝てない。
シングルスの試合にずっと出ているルルに対し、ダブルス専門の私は全面を一人でカバーするのに慣れていないので、最初ボロボロ。
ものすごいパワーと速さだし、打つ時にいちいちすごい声だすので怖いんですけど。。。

それでも最後はアーサーに動きのコツを教えてもらって、攻撃的なサーブが打てるようフォームを修正してもらい、フォアもアウトを怖がらずに左右にしっかり打ち込むよう言われ、なんとかポイントを重ねたけど、駄目駄目駄目～！！！！

結局時間延長して皆全身汗びっしょりで２時間やった。　疲れた。。。


最後に今週後半のベーキング記録など。


けんのお手製サンドウィッチを食べる前に撮らせて貰った。



具の卵もケンが自分で焼いたもの。　あいかわらずマメだねぇ。
な～んにもしないドリと正反対。

イギリスパンは久しぶりに焼いたけど、サイズが大きい為か、私の下手さの為か、上の気泡がどうしても残る。



コツをいろいろ本やネットで勉強して、一次と二次発酵の間にもう一つガス抜き＆再発酵の課程を踏んでいるのになぁ。

小さい食パンと違って大きいサイズのは難しい。。。

これはスープに良く合う丸パン。



フワフワパンでもなく、ハードブレッドでもなく、外は固めで中は柔らかい飽きのこない素朴パン。


昨日のケンの学校のベークセール用に焼いたチョコチップ入りカップケーキ。



さすがにクッキー焼くのはもう飽きた。

私は味見しなかったので、セールの時に自分で買ってちゃんと確かめようと思っていたのに、着いた時にはもう完売だった。

私のカップケーキを食べていた女の子を見つけたので、ツツツと近寄って行き、「それ、おいしい？」と聞いたら「うん。Ｙuｍｍｙ(おいしいよ）」と言ってくれたので一安心。
間違って砂糖の代わりに塩入れてなかったか。。。

今週は結構いろいろ焼いたな～

紅葉もそろそろ終わり。。。

２階のマスターの寝室から見る外の眺めは１年中いつ見ても絵になり綺麗。
ベッドの真正面も横も窓で大迫力。森の中に住んでいるみたい。

涼しい時期は寝るときも窓を開けておくので、大きな木々が風に揺られて“ざわざわ～”っと音を立てるのを聞くと、まさに気分はアルプスの少女ハイジ。

外には鹿・アライグマ・スカンク・野生のターキー、マガモ、キツツキ等、動物もいっぱいいるし、大都会マンハッタンまで車で３０分なんて信じられないくらい大自然に囲まれて暮らしとります、私。

先週までは紅葉が本当に綺麗でため息モノ。
お庭のもみじが真っ赤に色づいて綺麗だったので写真を撮ろうと思っていたら、週末の雨で全部散ってしまった。





赤い絨毯、綺麗だなぁ。

反対側は黄色い絨毯。




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週末はミツワ毎年恒例の、本マグロ解体ショー＆即売会。

土曜はケンと二人だけなのでお刺身用に中トロのサクを１本買ってみた。
うんまぁ～い！　ものすごく新鮮でとろけそう～！
ケンと取り合い。

日曜日の夜も送迎の合間をぬって懲りずに行く事に。
おっちゃまの「一人サク一本ずつ買ってこいよ！」の言葉は無視して、中トロ１つ、赤み２つ買った。



おいしかった。幸せ。
だけど、日曜の夜はケンが前から「絶対しゃぶしゃぶ！」と言っていたので、食べ盛りの男の子用にたんまりその為のお肉も買って、もう支払う時にすごい事になっていて、逃げ出したくなってしまった。


卵＆ハムの惣菜パンを焼いた。




本当は昨夜焼き上げて、ドリの朝ごはんに渡そうと思ったのに、夜中あまりの眠たさに１次発酵が終わった時点で挫折。
冷蔵庫に放り込んで発酵ストップさせるといういつもながらの大雑把さ。

結局今朝再開し、子供達が学校に行った後に焼き上がり。すまん。。。

一人(とハイエナのごとくしつこいトビ男君も）おいしく頂きました。

歴史的な日 時代の流れ。。。

今朝配達された新聞。ケンが永久保存版にするそう。

アメリカ大統領選挙の開票結果がニュースで分刻みに更新されて行った昨夜、我が家も皆大興奮で歴史的瞬間を待った。

投票締め切りの７時過ぎくらいから、ニュースキャスター達が

「フロリダ州はオバマが取りました！」
「ウィスコンシンはマケインです！」
「重要なオハイオ州はオバマが勝ちです！」

と続々速報を伝える様はなんとなく、戦国武将達の様でおかしくなった。

「申し上げます！　〇〇の城を我が陣が落としました！」
「〇〇が敵の手に落ちました！」

なんて具合でかなり手に汗握る展開だったけど、９時を過ぎた頃から重要な州をオバマが次々に獲得し、どこの局でも「勝負ありましたねぇ」と言い始める。

１０時ちょっと過ぎ、「新しいアメリカの大統領が誕生しました。オバマ大統領の誕生です。」の報が一斉に伝わり歓喜する市民達、特に黒人公民権運動活動の拠点であるハーレムで、涙に咽ぶ黒人達が映し出された。

アメリカの歴史始まって以来の黒人の大統領。
こんな日が本当に来るなんて。。。


若かった大昔(？）、ペンシルバニア州の大学で真面目に(？）勉強していた頃、心理学の授業で平等な権利を勝ち得る為に体を張って活動する黒人達、学生達のフィルム上映会があった。

選挙で投票に行こうとして殺された大勢の人々、頭が良く成績も合格基準に達しているのに黒人というだけで大学を落とされた生徒達、才能があるのに仕事に採用されない人々等。。。

「子供を大学に行かせてやりたいのです。学歴が私達黒人の未来を変えてくれると信じています。」

「僕達の為に命をかけてくれたマーティン・ルーサーキングＪｒ師の誕生日を祝日にするよう、行進を続けます。」

「未来を信じます。　私達黒人が胸を張って生きていける日が必ず来ます。諦めずに努力すれば、なんだって可能だと子供達に教えたいのです。　未来に私達の中から大統領が生まれる日だって、必ず来ると信じます。」

信じるって素晴らしい事だなぁ、とは思ったものの、全く夢物語だとしか感じなかった私は今、時代の確実な流れを痛感しとります。

深刻な問題山積みのアメリカ、勝利宣言でオバマが“Yes We Can!”を繰り返し、「出来る、なんだって出来る！」と力強く言うのを聞いて、なんとかなるんじゃないか、と思った。

なんにでも可能性はある！
将来、我が家のドリやケンがアメリカ大統領になる可能性も無きにしもあらず（いや、まさか、本気じゃないですから。。。）

ひっくり返っているトビ男君が偉大な何がしかになる可能性は。。。




。。。ない。絶対ない。


食べ物の写真ばっかり載せていたら、母が心配して「甘いものばっかり作って大丈夫なの？　糖尿になったらどうするの？」と言ってきた。

いや、食いしん坊と言っても、もちろん全部自分で食べたりしてませんから。。。


今日は朝からあんこもちケーキ焼いた。



これ、昔からアメリカに住む日本人主婦の間ではかな～り有名な存在。
お手軽に和菓子もどきが味わえる。
全然垢抜けないんだけど、おいしいね


半分はテニス仲間の皆さんに食べてもらった。
あとの半分は、少し私と、ほとんどおっちゃまのブラックホール胃袋に消える予定。