なみ太郎日記 in ニュージャージー

なみ太郎と家族とハスキー犬&猫達のニュージャージー生活日記

寒い。。。中での試合観戦

2007-08-23 11:55:32 | テニス
ニュース番組を観ていると、日本は猛暑、クーラーの使いすぎで使用限界電力ギリギリのところまで来ているとか。。。。。
大変だなぁ。 
湿気もすごいし。

ここ東海岸は雨も続き、気温もぐっと下がり寒い。。。。。
ジャケットなしには出歩けません。
一体どうなっているんだか。

夏の初めにブルベリーのサワードリンクを作って楽しんでいたけど、いよいよ飲みきり、今度はイエローキーウィーのサワードリンクを作ってみた。



柔らかな黄色ですごく優しい味♪ 美味~♪
お隣は市販のもも黒酢。
手作りの方がおいしい♪

野菜も相変わらずたくさん取れる。




夏の間少し早めに16歳以下トーナメントに挑戦していたドリ。
がんばった甲斐あって、14歳以下の2年間で貯めたポイントとほぼ同じ数のポイントをここ数ヶ月でゲット。
全然勝てなかった正規L1レベルでも勝てるようになってきた。
今月末にはとうとう15歳になる。
もう覚悟を決めてこの年齢カテゴリーで勝負しないといけなくなったね。

と思っていた矢先、今週はとうとう憧れの大先輩アダムと対戦する機会に恵まれた。

月曜日から始まっているJersey CityのL1戦。
16歳の有名選手がずらりエントリーしている。
ドリの狙いは1回戦の相手なんかより、2回戦であたる第6シードのアダム。
アカデミーに入った時からの憧れの大先輩アダム。
ドリより20センチ以上背が高く、金髪で怖いまでにハンサム、強烈なキックサーブと重いスピンのストロークが武器の彼は、ドリの目標であり、アカデミーでも一緒に打ち合う機会さえなかった。
ただいつも優しくしてくれて、コートの外ではとても仲良しだった。

去年彼が他のアカデミーに移った時、ドリは本当にショックだったけど、あれから1年それなりにがんばった。

もうすぐ17歳になってしまうアダムと同じ年齢部門で試合が出来るのは多分これが最初で最後。
何がなんでも1回戦で勝って、2回戦に行くしかない!

火曜日に予定されていた1回戦は雨の為水曜に延期。
勝った方が同日取り組みでシード選手のアダムと対戦するという苛酷な日程になった。

午前中3時間のレッスンの後、試合会場に出発。
コーチもチームメート達も皆、「がんばれ! アダムにたどり着け!」と激励してくれる。

試合会場に着くとカズ君が激戦の最中。
ちょっと前に着いたアレックスが「かなり厳しい。」と言ったとおり、大健闘したものの、惜しくも敗退。

ドリの名前が呼ばれる。
対戦相手は以前カズ君が負けた相手で、拾い捲る嫌なタイプだとカズ君が教えてくれる。
でもドリはそんな事まったく気にしない。
とにかくアダムと戦いたい。それだけ。

ものすごい気迫というか、一途な願いがなせる業なのか、両コーナー狙いのショットに相手は触る事も出来ない。
届いてもトップスピンを強烈にかけたドリのストロークに全くタイミングが合わせられない。
6-0で1セット目終了。
2セット目も1方的に展開され、6-1で終了。

終わってコートから出たところで、アダムがやってくるのが見えた。
「久しぶり。勝った?」「うん、勝った。」
「次は俺とやるって知ってる?」「うん、知ってる。」

まるで、お蝶婦人と岡ひろみの関係みたい。
余裕のアダムとカチコチに緊張したドリ。
おとといサンディエゴの全米選抜大会から帰って来たという彼は、ドリを見る目にも余裕が漂う。

45分の回復期間をもらい、コートに入るドリ。
最初からすごいストローク戦に突入。
だけど明らかにドリが押されて防戦に回っている。
デュースの連続だけど、モノに出来ない。
スコアに結びつける事が出来ない。
2-6で終了。

2セット目。
球威に押されていたドリが左右にボールを散らし出し、ネットにでて攻撃し始める。
1-1、2-1、3-1、4-1とリードされてから、4-2、4-3、と追い上げ、とうとうイライラが爆発したアダムは何事か叫び(スポンサーされている)ラケットを5メートル程先に投げつける。
怖わ~
でもそれから顔つきが変わった。
コートチェンジの際に見せていた笑顔と雑談はなくなり、鬼みたいに厳しい顔に変身。

最後までドリは粘ってがんばったと思う。
最後の2ゲームともデュースの連続でかなり長引いた。
取れなかったのは今のアダムとドリの実力の差。

終わってOコーチがドリの携帯に電話を掛けてきてくれた。
「アダムともうそんなに差はなかったろ? 次は絶対勝てるよ。」

ドリにはとても嬉しい一言だった。

ケン、トーナメント初挑戦!

2007-08-16 14:14:47 | テニス
今週はUSTAL2レベルの公式戦がバーゲンカウンティテニスセンターで開催中。



ここは夏の間、色々なチームが暑い中で体力をつけるためにサマーキャンプを張るところであり、Oコーチのアカデミーも毎年4ヶ月間コート6面を借りてここを本拠地としている。
夏の間はホームグラウンドであるわけだから、当然アカデミーからも何人か試合に登録。
12歳以下にはベン、ショーン、
14歳以下にはミッチェル、ヒカル君、アレックス、
16歳以下にはドリ、
そして10歳以下にはケンが初挑戦!

ドリは月曜日、2回戦でかなりランキングが上の相手を破ってすっかり気分を良くする。
ドリの対戦中に、次に当たる第二シードの選手を偵察してきたリョーマ君、カズ君、ミッチェルから「大丈夫、ドリの方が上手い。」なんて事を聞き、なんか勘違いして余裕モードに入ってしまったアホ。

ケンに「よーく俺の試合を見て勉強しろよ~!」なんて言いながら臨んだ火曜日の試合は大乱調で、まさかの3回戦負け。
私のみならず、Yコーチからも「真剣さがこれっぽっちも感じられない!ふざけるな!」とかなり怒られる。
おまけに、リョーマ君達からも、「マジダサい負け方」なんて冷たく言われる。
負けるはずのない相手に負けて、皆をがっかりさせた罪は重いよ。
本人も今日はさすがに「もう1度やり直す。」と反省してたみたいだけど。

ところで、肝心のケンはまったく兄の試合など見ていなかった。
ず~っと楽しそうに他のアカデミーのヘッドコーチアレックスと遊んだり話し込んだりしていた。



アレックスは、南米のどこの国か忘れたけど、デ杯にも出場した元プロ選手。
Oコーチのアカデミーの子供達も彼のプレーを見て「すげ~!」なんて言いながらも中々声なんて掛けられないのに、誰とでも仲良くなるのが特技のケンはいつの間にかすっかりお友達になってしまった。
そうよね、ふがいない兄のプレーなんて見てるより、アレックスのアドバイス一つでも聞いた方がマシってもんでしょう。

そして水曜日午後6時。
ケンの記念すべき初試合。 
やたらに落ち着かないドリと一緒に相手を待つ。



セミファイナルに勝ってコートから出てきたベンがアドバイス。
「リラックス。 とにかくコートにボールを入れるだけでいいよ。」
Yコーチも「とにかく経験だから。ボールを良く見て。」なんて言ってくれる。
始まる直前、練習後1度帰宅したヒトミちゃん、ヒカル君兄妹も応援に駆けつけてくれた。
皆様、ありがとうございます。

なのに、相手が到着したのを見て一堂固まってしまう。
背格好はケンと同じだけど、金髪巻き毛の美しいジアンカルロ君(長い名前ね。アルゼンチンから来たと言っていたけど美しかった。)は巨大なテニスバックを持っている!

ウォーミングアップの時からすごいショットで、ケンはついていくのも精一杯。
空振りもしてるし。。。。。
夏の間、ケンは外部からの中学生キャンパーとラリーをしているのに。
ドリとヒカル君は「マジやばいよ! 上手すぎ! サーブなんて俺達よりフォーム綺麗だし!」なんて大焦り。
皆に明日証拠として見せるとか言って、ビデオ撮影までしてるし。

だんなが早速相手のご両親に聞き込み調査(?)を行ったところ、彼は3歳からテニスを始め、すでにL3レベルで3回優勝しているそう。
ひえ~! よりによって初めてのケンの相手になることないでしょうに。。。。。

とにかく第一セット開始。
思ったとおりケンは返すのに精一杯で、左右に振られるわ、ネットに出るとものすごいスピンのかかったロブをラインギリギリに上げられるわで、なすすべなし。
0-6で終了。

続く第二セットはなんとか慣れてきたのか、ラリーも続くようになるものの、やっぱりドンドン決められる。
ただ、何回か自分で上手くセットアップ出来て、相手のミスではなく自分のショットでポイントを取る事が出来るようになり、1度だけ前に出てスィングボレーで決めた時はドリがびっくりしていた。
「あいつ、スィングボレーなんて出来るのか。僕だって怖くて中々使えないのに。」ってケンはあんたと違って度胸があるのよ。
それに負けてても兄と正反対で全然腐らず淡々とやってるし。

結局1ゲームだけ取る事が出来て、1-6で2セットストレート負け。
でもちゃんと2セットスコアを数えて、コートチェンジして、一通り出来た。えらい!
ケンも楽しかったと言っていたし、終わって言われたとおり自分でOコーチに電話して試合結果を報告した。

皆さん応援ありがとう。
明日は12歳以下はショーンとベンで決勝戦。
14歳以下はヒカル君とアレックスで同じく決勝。
やっぱりOコーチの生徒はどこに行っても強い。
またもや身内対決となるけど、皆がんばれ!

帰って来たか!

2007-08-12 11:14:13 | 家族
先週の金曜日に日本から帰ってきてほぼ1週間経過。
ようやく時差ぼけから脱出しつつある母子3人。

お留守番のトビ男は帰って来た私達を見て本当に大喜び!
「かあちゃ~んっ!」って体全体で、歓迎してくれるトビ男。 
よしよし、よくがんばったぞ!

時差ぼけを強引に治すべく、子供達は月曜からいきなりテニスキャンプ突入。
2週間遊びまくっていたので、二人とも筋肉痛と、おまけに玉勘が戻らず四苦八苦。
連日帰ってくるなりご飯を食べて爆睡するパターンを繰り返す二人。



どこでもいきなり寝るケン。



ベッドに行かずにソファに倒れこむドリ。
かなりお疲れね。


そして私も、水曜日に久々テニス。
なまった体でいきなりグループレッスンなんてやっぱり無理だった。
足がついていかない!
気を取り直して木曜日再度レッスン。
顔から首から汗が滝のように流れて、終わって鏡を見ると化け物と化していた私。
あか~ん!!!

いやはや、週末はゆっくりしようではないの。


でも本当に2週間楽しかった♪
ドリは福岡でも韓国でも服を買いまくり(いや、買ってもらいまくり)、ケンは連日泳ぎ、最後の日は予定外ながら東京ディズニーシーまで行けた。
「帰りたくないよ~」と飛行機に乗るまでごねる二人。
夢のような日々だったね~

帰ってきてから毎日聞こえる耳ざわりなピアノの音。
弾いているのはドリ。
楽器屋さんで気に入っている曲の楽譜を買ってこちらに持って帰って来たのだ。
前から弾きたかったというレミオロメンの“3月9日”ばっかり練習している。
それも1ページ目から全然進まない。

早く私の好きなコブクロの“永遠に” に進んでくれないかなぁ。