ちょい不良ゴーシュの豪酒録

何年やってもビギナーチェリストの日記

ら~麺・ブラック@麺屋・武蔵(Singapore)

2017年01月12日 20時49分00秒 | 北陸ラーメン大学
いまや日本のラーメンは世界中のB級グルメファンから注目されている.
シンガポールでも,日本式のラーメン屋さんを発見.
Vivo Cityにある「麺屋・武蔵」.
東南アジアで提供されている日本のラーメンはどんな味なのでしょうか?
興味しんしん.



メニューを見ると,日本語も書いてある.
こちらでは日本語はファッション感覚でとらえられている気がします.



白,黒,赤のうち,ブラックを注文.
茶褐色に乳濁した豚骨醤油スープのラーメンの登場デス.



スープは,豚骨と動物系の典型的なWスープ.
とてもレベルが高く,美味しい.

脂分はやや多めで,こってりした食感.
ぷ~んと節系の香りが漂うが,その奥には動物系の深い味.
節系と動物系の味のバランスがいい.
思わず,プハーッとため息が漏れそうな美味しさ.
シンガポールで,こんなラーメンに遭遇するとは・・・.



チャーシューも厚みがある.
豚特有の脂分のジューシィーで甘い味.
甘目の醤油タレで漬けてある.
炭火で炙ったこげ跡があり,香ばしさも加わる.
丁寧に仕込まれた上質のチャーシュー.





味玉は,ちょっと残念.
かろうじて半熟だが,ちょっと固まりかけている.
日本の味玉は,もう少しトロトロ.
玉子を茹でる温度のコントロールは,日本の繊細さにはかなわない?



麺はツルツルでストレートの角麺.
こってりスープの脂分と絡まって,とても滑りやのど越しがよい.



丼には宮本武蔵と佐々木小次郎らしき2人の姿.
日本と言えば,お侍さんのイメージらしい.



チャーシュー巻を一緒に頼んだ.
ほぅ,これがこちらのチャーシュー巻かい(↓).

外側はとびっこのような魚卵.
のりは,黒のイメージが悪いらしく,海外では受け入れられにくいという話を聞いたことがある.
魚卵で覆ってあるのはそのため?
それとも,こちらではのりは入手しにくい?

中身はチャーシューときゅうり.
味はよかったけれど,チャーシュー巻の割には,チャーシューはちょっぴりでした.



日本のハイレベルなラーメンの味.
シンガポールでも,多くのお客さんが食べていました.

ただ,値段がラーメンとチャーシュー巻で$15.9.
1 SGD=86円だったので,1367円.
だいたい日本と同じような価格設定.
日本のラーメンは,こちらではちょっと高級な逸品かも?



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