ちょい不良ゴーシュの豪酒録

何年やってもビギナーチェリストの日記

濃厚煮干そば@響(ひびき)

2011年01月12日 22時09分13秒 | 北陸ラーメン大学
「中華そば・響」へ行ってきました.



「煮干」と書いた暖簾を入り口に下げるほど,煮干のダシにこだわっている.



ラーメンも「濃厚煮干そば」と「あっさり煮干そば」の2種類しかない.
店の壁にはそれぞれのラーメンの説明が貼られている.
ちなみに,濃厚煮干そばのスープは,こんな感じ.

“鶏がら,豚骨を主としたコラーゲンたっぷりの動物系だしに,数種類の煮干,節からの濃厚煮干だしをあわせた銀鱗浮かぶ独自のスープ”

さらに,煮干だしが濃厚なため,酸味を感じる場合があるらしい.
そう言う場合は,生姜やニンニクなどの薬味を出してくれると言う.
とりあえず,薬味なしの濃厚なスープに挑戦した.



スープをレンゲですくって,一口含む.
強烈な煮干の香りが,体中をず~んと突きぬける.
刺激的で強烈なインパクト.
その後から,じわりと豚骨の風味が追いかけて来る.
なかなか旨いッス.

麺は太目.
やや縮れているけれど,ストレートに近いかな?
弾力があるが,歯ごたえは弱い.
熟しすぎて柔らかめ.
もう少し元気が欲しいところ.

チャーシューの外側はこんがりとした褐色.
内側はトロトロとしている.
脂肪の甘みを生かした味付け.

訪問したのは,おとそ気分が抜けていない1月初旬.
「おとし玉」として煮玉子をサービスしてくれた.
こういう心意気がうれしい.



この煮玉子は,本当に柔らかい.
黄身の中までタレの味が浸み込んでいる.
完熟の煮玉子.

とても美味しいお年玉,ごっつあんデシタ.


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テレ金ちゃんで放送?小松高校SSH・サッカリンの合成

2011年01月12日 18時23分25秒 | Weblog
今年度も「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」の体験実習をお手伝いしました.
このSSHとは,全国の高校の中から文部科学省が指定する高校で,未来を担う科学技術系人材を育てることをねらいとして,理数系教育の充実をはかる取り組みです.

SSHでは「科学への夢」や「科学を楽しむ心」をはぐくみ,生徒の個性と能力を一層伸ばしていくことをめざしています.
科学技術,理科・数学教育を重点的に行うSSHでは,大学や研究機関等と連携して魅力的なカリキュラムを開発するなど,科学技術に夢と希望を持つ,創造性豊かな人材の育成に取り組んでいます.

石川県の高校からは3校指定されていて,その中から本日は小松高校の1年生40名が北陸大学にやってきました.

これまでに彼らはSSHの一環として,金沢大学や金沢工業大学などを訪問し,模擬講義を受講したり,模擬実験を見学してきたという話.
いずれも,見学型の体験学習.

うちの薬学部には,大きな実験科学棟があることから,この施設を有効利用.
たまたま,本日は有機化学系の実習室が空いていたので,高校生が自分の手を動かして実際に化学実験を行なってもらう実践型の学習を企画しました.

実験メニューは「サッカリンの合成」.
o-トルエンスルホンアミドを過マンガン酸カリウムで酸化し,酸性条件下閉環させる簡単な実験.



簡単な実験と言っても,相手は高校1年生.
まだ化学を履修していないらしいし,昨年の今頃はみんなまだ中学生だった.
その割には,みんな手際よくバリバリと実験を進める.
さすがはSSHに指定された高校生たちです.



高校生らは,ガチャガチャと手を動かし,化学実験の楽しみや苦労を体験.
最後に,自ら合成した甘味料を舌の上でちょっぴり触れる.
通常のお砂糖の何倍もの甘みに驚き,小さな分子が生体に大きな影響をおよぼす自然界の不思議に目を輝かせていました.

テレビ金沢の取材クルーもやってきて,高校生らにインタビュー.
この取材の模様は,夜のローカルニュースでオン・エアーされるのでしょうか?
今晩のテレ金ちゃんに注目です.