ボルドー系の品種という括りで、持ち寄りワイン会を開いたところ、きしくもこの2本の2001年物が登場した。
トゥア・リタの『ジュスト・ディ・ノートリ』とサン・ジュスト・レンテンナーノの『リコルマ』だ。
『ノートリ』はカベルネ60%、メルロ30%、フラン10%のセパージュであり、『リコルマ』はメルロ100%となっている。
17年の歳月を経て、さてこの2本のワインは、どのような熟成感を見せてくれたのであろうか?
(左から『ノートリ』⇒『リコルマ』⇒『シロ・パチェンティ』)
まずは結論から言わせてもらおう。
まあ飲んでみて、いささか驚かされたのは、『ノートリ』の洗練された、気品のある、スタイル・ボルドーの艶姿であった。
もちろん、『リコルマ』も素晴らしかったのだが、なで肩のエレガンスには一票。
しかしながら、いわゆる骨組みのある、堅固な輪郭と、底味に潜む、何かしらのエキストラクションにおいては、『ノートリ』に軍配が上がるのだ。
あくまでもこれは、個人的な意見と前置きをするけれど、『ノートリ』のメタモルフォーゼにはボルドー的テロワの複雑性は無い。
けれども、鏤められた、焙煎珈琲やら、カルーアミルク、ブラックチェリーの砂糖漬けなどの香気に陶然とさせられるのは、まず間違いは無い。
もしスーパータスカンで、しばらくセラーで仕舞置くワインを選ぶのであれば、この時点で『ノートリ』を選択するのだろうと思う。
トゥア・リタの『ジュスト・ディ・ノートリ』とサン・ジュスト・レンテンナーノの『リコルマ』だ。
『ノートリ』はカベルネ60%、メルロ30%、フラン10%のセパージュであり、『リコルマ』はメルロ100%となっている。
17年の歳月を経て、さてこの2本のワインは、どのような熟成感を見せてくれたのであろうか?
(左から『ノートリ』⇒『リコルマ』⇒『シロ・パチェンティ』)
まずは結論から言わせてもらおう。
まあ飲んでみて、いささか驚かされたのは、『ノートリ』の洗練された、気品のある、スタイル・ボルドーの艶姿であった。
もちろん、『リコルマ』も素晴らしかったのだが、なで肩のエレガンスには一票。
しかしながら、いわゆる骨組みのある、堅固な輪郭と、底味に潜む、何かしらのエキストラクションにおいては、『ノートリ』に軍配が上がるのだ。
あくまでもこれは、個人的な意見と前置きをするけれど、『ノートリ』のメタモルフォーゼにはボルドー的テロワの複雑性は無い。
けれども、鏤められた、焙煎珈琲やら、カルーアミルク、ブラックチェリーの砂糖漬けなどの香気に陶然とさせられるのは、まず間違いは無い。
もしスーパータスカンで、しばらくセラーで仕舞置くワインを選ぶのであれば、この時点で『ノートリ』を選択するのだろうと思う。
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