The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

シャサーニュ・モンラッシェの赤

2006-02-07 05:07:53 | ワイン
先日、ACブルゴーニュを開けたアルノーの弟?ベノア・アントの00’シャサーニュ・モンラッシェを飲んでみました。

どちらかと言えば、シャルドネ(白)の造り手として、名を馳せています。
しかも、その地所はシャサーニュ・モンラッシェ!
シャルドネでは、ラモネの秀逸なモルジョなんてのを思い出しますよね!

白の造り手のピノ・ノワールは、二つに分かれます。
一つは、ラフォンのヴォルネイ・サントノ・ド・ミリューやミクルスキの一連の赤のように、赤ワインを十八番としている造り手もビックリの濃厚なタイプ!
もう一つが、このベノア・アントの様に、色素の薄い、ロゼの様に軽やかなタイプ!
であります。

このシャサーニュは、赤いバラやミントの香りに包まれた、新鮮なラズベリーのアロマティックな香気を楽しめる逸品!
もちろん、フルーツは流れる様に軽やかで、実にお仕着せがましくない、素直な味わい!
しかも、00’ですが、どこか熟成感をも感じ取れる、深みと滋味も持ち合わせています。

体に染みるような、そんなピノ・ノワールを欲する年代になりました。

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