The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

2002 エシェゾー ドメーヌ・ド・ペルドリ

2010-09-11 19:46:43 | ワイン
ここのエシェゾーの色合いは、ペルドリ(ヤマウズラ)の目の赤より、


濃厚な色合いをしています!


説明文によりますと、1995年設立で、1996年が醸造開始のようですが、


ここ数年は、ものの見事なエシェゾーを造っていまして、


おそらく、濃厚系のエシェゾーであれば、


ココの物が代表格と言われるまでになったようです!


元々は『ベルナール・ミニュレ家』のドメーヌであったようですが、


1995年に『アントナン・ロデ』の管理者『ベルトラン・ドゥ・ヴィラール夫妻』が、


引継ぎ、現在に至っているとの事です!


じゃあ『アントナン・ロデ』って、どうなの?ってことにもなるわけですが、


マアそれはさておいて、『ペルドリ』は、一つのスタイルを持っている事だけは、


確かと言えるでしょう!(それが好みかドウカはともかく・・・)


濃密なヴァイオレットの色合いですが、グラスに注がれるとともに、


アロマティックな黒系フルーツのアロマが立ち昇ります!


そこには、微かなリコリスと、鉄分を意識するジュビエのニュアンスがありまして、


一口含んだ瞬間の、果実のネットリ感を、容易に想像できるわけ・・・


澱みつつも、甘く、官能的なフルーツは、赤いアウスレーゼのような余韻を楽しめ、


並み居るエシェゾーの中にあっても、ココの造りはイワユル肉体派!


寧ろ、マリアージュもありなのでしょうが、コレだけでも『お前とはOK!』


てな感じです!


当然ながら、R.Pーカー氏は、小躍りをして喜ぶでしょう!

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