The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

それではクロ・ド・ベーズはどうでしょう?

2009-08-20 20:10:13 | ワイン
今回ご相伴に預かりましたシャンベルタン・クロ・ド・ベーズ
1997年ものの造り手はアルマン・ルソーであります。

以前ラック&T澤の会の項でもご紹介しましたが、このアルマン・ルソー!
グラン・クリュ シャンベルタンの他の地所に対する優位性は
何とも表現できない香水を思わせるような色香漂う香気と
その味わいの総合力にあるということ・・・

一方その会でホリゾンタルに飲みました同じくルソーのクロ・ド・ベーズには
シャンベルタンをも凌駕する力感と生気ほとばしるフルーツのダイナミズム
を感じることができます。
それは果実を支える酸味の確かさとソコから生まれる長熟性を意味するわけです。

ハタシテ今回も97’クロ・ド・ベーズに同じような印象を持ちました!

決して強いヴィンテージではありません!
ソコへ持ってきて12年の熟成ストローク!
ブルゴーニュピノノワールにとっての熟成環境はどうなのでしょうか?

97年物のクロ・ド・ベーズには凛としてまだ先があります!
味わいは緻密にして流麗、肉付きが良く余韻が長い・・・
そして01’シャンベルタンよりも長熟の可能性を秘めている!

そんなことを感じました・・・

しかしながら全てが全てではない・・・
それもブルゴーニュです!
人によって感じ方も千差万別!

やはりコレだけは言えるのですが
自分の好みに照らし合わせてブルゴーニュを失敗せずに買うという事
これほど難しい作業はありません!

いつどの時代に於いてもです!
(でもこの失敗が楽しいわけでけどね・・・違うか?)

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