The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

遊び人通りの御宝ワイン会

2008-03-17 21:56:02 | ワイン
前日は『プティ・モンド』で、会終了後もタラタラ飲んでいました!
(報告は都合により後ほど!)
日曜日にO様の御宝ワインを放出するとの情報を得、
夕刻には馳せ参ずる算段になってはいたのですが・・・・

ええ~!!午後三時の集合だって!
まだ昨日のワインの酔いが冷め遣らぬ時間帯じゃあないですか・・・
ともかく慌ててカテドラルを出発し、40分遅れで到着した次第!
皆さんには大変御迷惑をおかけしました。

その御宝ワイン会!
ワインリストは以下の通りであります↓

1982 Champagne Sir Winston Churchill

2002 Haut Cote de Niut Blancs Cuvee Auge DRC

1978 Chevalier Montrachet Domoiselle Maison Louis Latour

2004 Bourgogne Pinot Noir Cacha Oquidant

2001 Bonne Mares George Roumier

1982 Ch. Haut Brion

いろんな意味で、O様の歴史が込められたワインと言えそうです!
特にも、美味しく頂いたのは、82’ウィンストン・チャ-チルと同じく82’のシャトー・オー・ブリオンでした。

シャンパーニュの古酒をどのへんで飲みたいのか?
と問われれば、今回のその82’の感じで飲めれば最高です!
これだけの熟成感は、おそらく色々な条件が重なっての事でしょうが、
ともかく、それら全部ひっくるめて美味しく飲めたのも事実!

トパーズ色の泡に込められた妖しの香気が昇華する時、
ワタクシの心も『エキゾティ~~ック、ジャパ~~~ン』てな感じでしょうか?

82’のオー・ブリオンは正に棚から牡丹餅!
同じヴィンテージのシュバル・ブランを飲めるものと参加したのですが、
カウンターにおったっているオー・ブリオンの勇姿を発見し、
『御主、血迷ったか?』・・・真相はただ単純に主催者が取り違えていました!
デモそれが良かった!82’を今現在開けるのなら、やはりオーブリオンでしょう!

そのオー・ブリオン♪
心地よいミンティーなトップノーズにたっぷりのミネラルを感じます。
少しの間グラスで待てば、ヨードやアイラのモルトの風味が立ちあがり、
紙巻き煙草の香りと相俟って、いかにもハードボイルドな印象を感じるのはワタクシだけでしょうか?
この男性的なニュアンスと相反するのは、
82’でありながらタンニンも溶け始めているミディアムなフルーツで、
むしろこの香気さえなければ、チョット骨太のブルゴーニュと見紛う舌触りなんですね!

本当に優しく、ウェッティーなオー・ブリオンでした!
この状態で、今飲めた事に心より感謝!

句切のワイン会を無事終えたO様に、塩の道山岸よりエールを送ります!
ではまた!

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2 コメント

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ワイン会に参加いただきm(_ _)m (O様)
2008-03-18 23:11:35
司教さまに、今回のワイン会に参加いただき、会場には和気あいあいとした中にも、凛とした空気がただよい、私め、サーヴィスに専念することができました。

誠に有り難うございました。
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またよろしく! (オテル・ド・ヤマダ)
2008-03-19 06:48:21
楽しいワイン会にお招き頂き感謝です!
練れたワインに思わず饒舌になりすぎだったでしょうか?

こちらこそ、サンキュー!
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