The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

2007 ヴォルネイ プルミエ・クリュ キュベ・ジェネラル・ムトー オスピス・ド・ボーヌ

2011-12-07 06:05:11 | ワイン
若旦那衆(ワタクシが勝手にそう呼んでいるだけですが・・・)のもう一人が、
このワインを携えて『イーハトーヴな夜』にやってきました。

てゆーか、やって来たと言うよりは、その人が今回の仕掛け人なのですが・・・

『ホスピス・ド・ボーヌ』最近はこの名の付くワインを飲む機会がありませんでした。



かつては『マジ・シャンベルタン キュベ・マドレーヌ・コリニョン』の○年物が満点だったとかで、
興味シンシンで幾つかのアペラシオンを開ける機会があったのですが・・・

さてこのワイン、エティケットの下の方に『トウキョウ・ワイン・クラブ』とあり、
そのまた下に『レーヌ・ペドーク』とあります。

『レーヌ・ペドーク』はこのワインを仕込んだ造り手の名前でしょうが、
『トウキョウ・ワイン・クラブ』とはなんだ?となったんですね・・・

『トウキョウ・ナイト・クラブ』や『盛岡・ワイン・サンプリング・クラブ』は知ってても、
それは知らないな・・・と言いましたら、それがなんと!!
その仕掛け人氏のお父様が所属しているワイン仲間のクラブとのこと!

オシャレ~~!

まあ、凄いことです!
盛岡もそんな土壌に少しでも近づければなあ、そんなことを思いました!

さてさてそのワイン、清廉で美しいルビー色に輝いておりました。



このワインは今回のラインナップでは、ある意味一つの驚きでして、
完全無垢にして、ピュアーで、これほどまでに美しいフルーツを見せてくれたヴォルネイをワタクシは知りません。

キラキラ輝く薄めのルビーですが、07’にして僅かにオレンジの縁取りが見えます!

香りにはトップにミネラルがあり、それに続くふんだんなアロマには、
典型的なラズベリーとイチゴの風味を見つける事ができるんですね・・・

そして果実の味わいには軽やかですが、素性の良さと、連綿と続く余韻があり、
今でもOK!で、加えて『待てば海路の日よりあり』てな調子!

今じゃ、見つける事のできないブルピノの一つのスタイルなのでしょう!
美味しくいただきました♪



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