マーカッサン♪それはシャルドネの油？

随分前のことになりますが、オテルのカリフォルニア特集で、３大シャルドネと銘打って、三つの造り手を並べた事がありました。

それは、言わずと知れた『キスラー』『コングスガード』、
そして『マーカッサン』の三つの造り手であります！

その中でも、燦然と輝いていたのは『マーカッサン』！
しかも、ソノマの極上畑『マーカッシン・ヴァインヤード』だったんですね・・・

思いがけず・・・と言えば、嘘になりますが、
正しく驚天動地、いや国士無双・・・違うな、リーチ一発ツモか・・・
とにかく、昨晩のプティワイン会で、『マーカッシン・ヴァインヤード』の、
９８年ものをご相伴にあずかりました。

これは、何はさておき『モンラッシェ』のティピシテ満載！
ワイン醸造の芸術家ヘレン・ターリー女史の鬼気迫る、渾身のシャルドネの油一滴！

硬質のミネラルに縁取られた、花梨やパインのアロマに、
濃密な蜂蜜と微かなネーブルの風味を感じます。
数多くのナッツのフレーヴァーにはマロングラッセのアクセント・・・
あくまでも深遠な味わいで、究極の色香とデカダンス！
『どうにでも、して頂戴』状態って、言うのでしょうか？

ある意味、跪いても飲めない、カリフォルニアのスーパー・モンラッシェと言っては、言いすぎでしょうか？