The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

2007 ドリュー・ファミリー ピノ・ノワール フォグ・イーター ヴィンヤーズ

2014-02-23 18:19:48 | ワイン
久しぶりに『ドリュー』を抱えて『アルフォルノ』さんにお邪魔、
ここの造り手の、主要銘柄『フォグ・イーター』の2007年ものです。

『フォグ・イーター』はソノマはアンダーソン・ヴァレーの2つの畑を、
合わせて造ったもので、海岸線沿いの霧の多い冷涼な気候の地所特有の、
ピュアな果実味を持った、生き生きとした酸味の、
力強いテクスチャーのワインが出来るとのこと・・・





エティケットにはアルコール度数13.7%とあり、
なるほどカリピノの割りにはパワーも抑えられていて、
ブラインドには好都合ときた・・・

でも事前にワタクシが毒見をしたところ、どうも余韻に甘みが残る(汗)

ここまで甘いと、ブルゴーニュとは言い難いのか?
と、心配をしていたら、正しくその予感が的中し、カミサンとシェフ両名ともに、
新大陸のピノと当ててしまった!

まあ、そんなことはご愛嬌だけれど、『COBB』のブルゴーニュ激似には負けてしまうが、
この造り手の抑えられたエレガンスも、カリピノの中では、特筆物と言っても過言ではない!

その日は『アルフォルノ』さんのこんな料理と楽しませてもらった♪



実際飲んでみて、香り的にはオレンジのニュアンスや、ブルーベリーにダークチェリーのアロマ、
野生のハーヴに胡椒のスパイス感、バラの花束の余韻も楽しめる。

果実味はリッチで甘く魅惑的な濃密さを持ち、タンニンは滑らか、イイ酸味が下支えをして、
長いゴージャスな余韻が、更なる一杯をいざなうわけだ・・・

良いピノ・ノワールだと思う。
また数年後の解けた頃に飲んでみましょうぞ!

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