The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

さて、それでは何が美味しかったのか?

2006-11-20 21:24:05 | ワイン
その後、本家本元のジョルジュ・デュブッフの特別キュベ『シュプレーム』を御馳走になり、更にはフランク・サンカン、ピエール・ポネル樽、そしてモメサン、シャモナール、まで来ました。

そうすると、飲み残しているのはドミニク・ローラン、ルロアのビッグネームとあとは何でしょう?

そうそう、一世を風靡したビオの大御所マルセル・ラピエールもまだ飲んでいませんでした。ところでそのラピエール・・・とにかく値段は大御所なので、
味わいは奇抜でもイイ!むしろビオ系には、ここが違うと言う所を見せて欲しい・・・
もしそうでなければ、もう少しコストを考えたらと思う今日この頃であります。
コサールはまだしも、パカレの普通さになにしろ唖然としました!

さてそれでは何が美味しかったのか?
まずは、ドメーヌ・シャサーニュでしょう・・・
05’の爆発的な凝縮感はありませんが、独特の素性の良いアローマは健在です!
ミディアムにきっちりと詰まった果実には、目の醒めるような生気があります。

更には、今回初ヴィンテージのルー・デュモン!
なんと言っても調和のヌーヴォー、柔らかで、タッチの滑らかさはぴか一です。
むしろ、ヌーヴォーと言うよりは、ガメイの風味をつけたピノの様とは言い過ぎか?

それからもう一つ挙げるとすれば、シャモナール!
底味の濃密さと、総体的なスタイリッシュなバランス、そして気持ちの良い酸味、
などなど・・・ヌーヴォーとは思えない完成された味わいが見事でした!

さてヌーヴォー行脚も中盤、
皆さんのヌーヴォー趣味はどっち系?

追伸:写真はシャモナール(左)とモメサン(右)のヴィラージュ・ヌーヴォー
   (写真協力ヌッフ・ドュ・パプ)

最新の画像もっと見る

コメントを投稿