The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

2004 マルシリアーノ ファレスコ ロッソ・ウンブリア IGT

2013-03-14 13:19:40 | ワイン
先日の親子酒での最後を締めたワインがこれ!

イタリア・ワイン好きで『リカルド・コッタレッラ』の名前を知らない人はいないでしょう。
まあフランスで言えば『ミッシェル・ロラン』みたいな方とでも、言いましょうか・・・

その『リカルド・コッタレッラ』さんが、
ウンブリアの『ファレスコ』で造ったプレステージが2本ありまして、
一つがメルロ100%の『ファレスコ・モンティアーノ』で、
もう一つがカベルネ100%の『マルシリアーノ』なんですね・・・



このワインはリリース直後に買い置いて、セラーの奥底に今まで眠っていたのですが、
正直言いまして、ヤット飲める状態になったと言う感じです。

『モンティアーノ』は出掛けから、ふくよかで、肉厚で、汁気が多く、
飲んでも十分に楽しめる代物でしたのですが、この『マルシリアーノ』はゼンゼン違う!

出掛けはガッチガッチで、飲めたもんじゃなかった!

その日も、04’でしょ!良いヴィンテージでしょ!9年程度の熟成期間でどうよ?
と、一瞬ひるみはしたものの、いかんせん『スミレ・ルージュ』から、
『09’サヴィニー ルー・デュモン』を飲みきって、制御装置が起動しない状態でしたので、
ひるむ間もなく、即座にオープンとなったわけ・・・



で、飲んでみますと、実に妖しげなメタモを遂げて、美味しくいただけたんですね♪

ともすれば、この手のイタリアワインは本当に熟成するのか?
と疑いのマナコで見ていたのですが、何と何と意外にも、すんなりと解けてくれていました。

いつも言いますが、マズマズのイタリア・ボルドー系を買い置いての少しの待ちで、
熟熟のカベルネを啜るっつうのも、まんざら悪くねえな・・・

こんなことが、また脳裏をかすめました。

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