The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

2007 ヌーデ カンパーニャ・アリアニコ IGT カンティーナ・ジャルディーノ

2017-12-07 22:31:46 | ワイン
上の橋の通りのいつものイタリアンでこの心地良いアリアニコを頂いた。
なにしろ超イタリア的なエティケットで、それだけ見れば、どこぞやのスーパータスカンなのかな?と思ったけれど、飲んでみれば南伊のタップリな果実が迫ってくる。





その日は『小槍烏賊のワイン煮込み』を食べながらの、このワインの登場で、その場は一気にテンションあげあげとなったわけ。



ここのカンティーナの当主『アントニオ・グルットラ』は嘗てマストロベラルディーノの醸造担当であったとのことだ。
このワインを飲む限りでは、ワインはマストロベラルディーノの延長戦上にはないけれど、その造りを聞けば納得。
すなわち樹齢80年のアリアニコの自然農法で作られた葡萄を使う。
25日間のマセレーション、バリックで一年、トノーで一年の熟成を行う、そしてもちろんニ酸化硫黄は無添加で造られるとのことなのだ。
タウラージの造られる地域で買い葡萄のアリアニコを使って、それをも凌ぐこんなワインが出来たとさ。
凄いの一言だと思う・・・