The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

2007 ポマール レ・リュジアン ミッシェル・ゴヌー

2015-05-04 22:30:06 | ワイン
まあこのワイン、自分にとっては実家みたいなワインではある。
ワイン駆け出しの頃、何本ココの造り手のラインナップを飲み込んだことか?
造り手の代替わりはあったとのことだが、クラシックで、ポマールの見本のようなワイン造りは今の時代も変わってはいない。







で、ゴールデンの第一日目にこのワインを、馴染みの鮨屋さんに持ち込んだ。

まあ鮨屋でポマールかよ?といわれると思うが、ここのリュジアンは大丈夫♪

2007年のようなレストラン向きのヴィンテージともなれば、8年あまりの熟成期間で、実によく昇華し、肉厚果実がそぎ落とされて、お出汁系の、ミネラルたっぷり系に様変わりするのだ・・・

ここのリュジアンは、最高の立地の『リュジアン・バ』とのこと。
この造り手の、ココがあったゆえ、ポマールの代名詞たるフックラ果実がある!と、とある本では説明されてあるけれど、実はそれは若いうちだけで、一たび熟成の高原部に達した、ココのワインを飲めたら、そうでないことが分かるのだ!

熟成すると、鋭敏で、複雑で、中庸で、お出汁系に化けるのだん!
まあ飲んでみなはれ!飲んでなかったことを、おそらく後悔するぜよ・・・

まあチョット言いすぎだけれど、持っておくべきクラシックワインであることは間違いなし!

このワイン、飲むとキモチが緩むんですね♪
一押しです、では・・・

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96’ポマール・プルミエ イイと思います!