裏日記「B面」

工房しはんが日々、ふと感じたり、しみじみとふけったり、ぴんとひらめいたり、つくづくと考えたりしてること。

また、死ね、の話

2018年03月15日 20時56分17秒 | Weblog
敬愛できる店があって、そこは「禁煙」なわけ。
売り上げが落ちようが、損しようが、とにかく店の誇りにかけて禁煙なわけ。
だからこそ敬愛できるんだけど。
そこに、見るからにバカそうなカップルが入ってきてさ。
「タバコ吸えないんですか?」って。
「すいません吸えません」って店主。
そしたらバカども、ものすごいブーたれた顔で出てったわ。
しかしね、考えてごらん、おバカなふたりよ。
ここがひょっとしてタバコが吸える店だったとして、きみたちが吸いはじめたとして。
きみたちは気分がいいだろう。
ところが周囲の客は、ほらきみが今、そうして見せたブーたれた顔で、タバコを吸うきみたちを見るのだ。
きみたちはおめでたいからわかっていないが、これまでもそうだった。
きみたちがタバコを吸うたびに、周囲からその顔をされていたのだ。
きみたちは、煙の量と等量にけむたがられている。
さらにリアルに言えば、きみたちがカウンターでタバコを吸うたびに、きみたちは周囲から「死ね」と思われている。
そんな周囲の顔に、きみたちはいまだに気づけないでいる。
ブーたれてる場合か。
もう一度言う。
断言できるが、飲食店でタバコを吸う人間は、周囲から「死ね」の視線で見つめられている。
タバコを吸わないひとに、ちゃんと聞いてごらん。
間違いなくそうだから。
少なくともうちのよめはんは、その目できみを見つめている。
あのな、タバコが吸える店だからって、タバコが自由に吸えるわけじゃないのだ。
私の前で吸うな、と言われたら、吸うな。
それが常識というものだ、わかったか。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園