裏日記「B面」

工房しはんが日々、ふと感じたり、しみじみとふけったり、ぴんとひらめいたり、つくづくと考えたりしてること。

数十年に一回のやつ

2013年09月16日 23時53分16秒 | Weblog
「数十年に一回」的なやつがくると「特別警戒」的なやつが発令されるらしい。
集中豪雨なんかのときね。
だけどこんなに最大級のやつが連発でやってくると、特別警戒的なやつがインフレに思えちゃって、あまりありがたみが感じられなくなる。
つか、数十年に一回のやつが、一年のうちに何度もきちゃダメだと思う。
特別警戒的なやつの立つ瀬がない。
そもそも、数十年に一回的なやつが連続できたら、そいつはすなわち「数十年に二回」的なやつってことになるんで、相対価値が落ちて、特別警戒的なやつは一回休み、ってルール解釈にはならないのか?
ニュースを聞いてると、数十年に一回、って文言が週おきにくり返されてて、奇妙に長生きしてる気にさせられる。
数十年に一回、って確率規模は科学的じゃないし、データから見ても正確じゃないんで、この際ざっくりと「激烈で破壊的なやつです。特別に警戒してください」的な言い回しがちょうどいいんじゃないだろうか。
いや、まてよ、そんな言い回しも、毎度やってるうちにインフレに落ち入って、刺激的な耳ざわりでなくなる可能性がある。
正確を期し、かつ最大限に痛覚に訴えるなら、いっそ逆に、「いつものやつがやってきました。いつものように逃げてください」のほうがいいかもしれん、このご時勢の極端化した環境に鑑みると。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学
コメント
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