裏日記「B面」

工房しはんが日々、ふと感じたり、しみじみとふけったり、ぴんとひらめいたり、つくづくと考えたりしてること。

容姿のことを言うひと

2012年03月06日 09時53分58秒 | Weblog
ひとの容姿をどうのこうの言うひとってどういう了見かな、って思う。
そんな場面に出くわしたとき、「鏡みてみろよ」っていつも心の中で軽蔑まじりにつぶやいてるよ。
なんなんだろ、自信の裏返しなのかなあ。
「わたしは美しいのだから、それを言う資格がある」的な。
おまえ、それほどのシロモノじゃねーぞ、わりーけど。
その場にいない人物に対する感想(悪意の)ならまだ醜悪なだけですむけど、面と向かってのやつはほんとに致命的にタチが悪い。
「致命的」というのは、ほんとに言葉どおりの意味で今使ってみた。
そのひと言を、相手に対する生涯のキズとして残すこともできるし、下手すれば(うまくすれば)相手を死に追いやることだってできるからね。
オレは文章をうまく使うひとだと自分で思ってんだけど、相手の外見的特徴を口頭で羅列するだけで、そのひとをウツに追い込ませることだって、死にたい気分にさせることだって、やすやすとしてみせることはできる。
だけどそれをしないのは、配慮や礼儀なんて大げさなことでもなんでもなく、常識、分別の問題であって、「ひととして」したくないだけの話なんである。
そもそも、それを口にして、ユカイになれるはずがない。
ユカイになってるひとは、ひととしてどうかしてるのだろう。
まさに「鏡みてみろよ」と言ってやりたい。
どれほど醜い顔でそれを口にしてるのか、客観的に見てみるべきだろう。
それでもなお「わたしにはそれを言う資格がある」と考えるおめでたい人物は、ま、それはそれでいいが、代わりに、ひとから愛される資格を失うべきだと思う。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする